加盟大学専用サイト

バックナンバー

令和3年2月 第2831号(02月17日)

文部科学省

評議員の在り方に焦点
学校法人ガバナンス有識者会議
議論の取りまとめ骨子案提示

文部科学省の「学校法人のガバナンスに関する有識者会議」は、1月21日に第9回会合をオンラインで開き、これまでの同会議における「議論の取りまとめ骨子案」が提示され、審議を行った。議論の取りまとめ骨子案では、学校法人ガバナンスの在り方の基本的な認識や取り組むべきとする方向性などが示された。特に評議員・評議員会の職務等を議論するため、その在り方が具体的に提示された

中央教育審議会

第10期の審議状況を総括
大学分科会を開催

中央教育審議会の大学分科会(永田恭介分科会長)は2月9日、第159回の会合を開催した。第10期中教審における同分科会の開催は最後となり、質保証システム部会の審議の状況、「全国学生調査」の本格実施に向けた検討状況、魅力ある地方大学の在り方、教育と研究を両輪とする高等教育の在り方について、この2年間の各審議状況を総括した。

文部科学省

民間企業との共同研究が増加
産学連携等実施状況を公表 研究費受入額は796億円

文部科学省は1月29日、令和元年度における大学等における産学連携等実施状況について取りまとめ、公表した。研究資金等受入額は約3481億円と、前年度と比べて0.5%増加した。

アルカディアの風

地方国大定員増の波紋(下)

文部科学省

多面的・総合的評価の骨子案示す
大学入学選抜協力者会議 調査書の電子化を速やかに

文科省の「大学入学者選抜における多面的な評価の在り方に関する協力者会議」は2月12日、第10回の会合をオンラインで開催し、これまでの審議をまとめた骨子案を公表した。同会議ではこれまで、①大学入学者選抜における多面的な評価の内容や手法に関する事項、②調査書の在り方及び電子化手法に関する事項、③調査書や志願者本人記載資料の活用及び大学への情報提供の在り方等について検討されてきた。

玉川大学

異分野が、出会い、融合する場
玉川大学 Consilience Hall 2020 が竣功

玉川大学(小原芳明学長)は1月18日、4月に運用を開始する新校舎「Consilience Hall 2020」の竣功式を執り行った。

アルカディア学報

学生へのアドバイジングに求められる知識・技能を考える
―米国専門職団体によるコア・コンピテンシーからの示唆―

研究協力者 我妻鉄也(千葉大学アカデミック・リンク・センター特任助教)

インタビュー

実習前に3D動画を視聴
麻布大学のVR教育 高い臨場感を体験
高木准教授に聞く

獣医師の育成などで有名な麻布大学(浅利昌男学長)は、獣医学系大学で初の仮想現実(VR)技術を採用した教育を開始している。獣医学部小動物外科学研究室の高木哲准教授は、「獣医外科学実習」において、ゴーグル型ヘッドセットを用いてVR動画を視聴することにより、高い臨場感をもって体験できるシステムを開発。3D動画で手術や処置の手技を視聴でき、全学生がベストポジションの角度で学べるようになった。この取り組みについて、高木准教授に聞いた。

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-3-
静岡に根差した教育を着実に
オンラインで学内・高大等の連携強化
常葉大学
江藤秀一学長

新型コロナを超えた時代の大学の在り方について、全国の私立大学トップに聞き、そこから「コロナ時代を超えた(beyond)、新しい私立大学像」を提起する。静岡県に立地する学校法人常葉大学(木宮健二理事長)は、幼稚園から大学まで設置する総合学園である。2013年、常葉学園大学、富士常葉大学、浜松大学を統合し、常葉大学としてスタートした。静岡市と浜松市にキャンパスを設置し、10学部19学科に約7600人を収容する県内最大の私立大学である。江藤秀一学長に今後の大学戦略を聞いた。

連載

高校進路指導室の扉
―新しい高大連携・接続に向けて―
公立高校の現場から
求める学力と高校の役割と課題(下)

北海道函館中部高等学校教諭 小山浩二

連載

コロナ下での意志決定
トップはいかに決断したか ⑳
"学生のため"迷わず決断
西日本工業大学 片山学長に聞く