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令和8年9月 第3061号(09月16日)
中央教育審議会
高等教育関連施策を審議
大学分科会 「全体像の再考を」
中央教育審議会の大学分科会(吉岡知哉分科会長)は9月9日、第192回会合を開き、高等専門学校(高専)の先駆的な取り組みを審査・認定する「教育課程等特例制度(高等専門学校)運営委員会」の設置を決めた。また、高専の「量的拡大」「質的向上」「国際通用性の確保」を柱とする機能強化策のほか、質の高い教職員集団の形成に向けた制度改革案、高等教育改革を推進する概算要求の重点施策について文科省から説明があり、委員による討議が行われた。
中央教育審議会
「3段階」の扱い、部会長と協議
大学院部会 「新たな評価」WGの指摘受け
中央教育審議会大学分科会の大学院部会(和田隆志部会長)は9月7日の会合(第127回)で、同部会の「大学院の新たな評価」案をめぐって、同3日の質向上・質保証システム部会ワーキンググループ(WG、森朋子主査)で交わされた議論について、文部科学省側から説明を受けた。文科省は「3段階とした研究科の評価案を、学部と同じ4段階にすべきではないか」といった意見があったことを説明したが、この日の大学院部会では十分な質疑の時間が取れず、今後、どのように対応するか部会長などと検討することになった。
文部科学省
2万5430件を新規採択
文科省 科研費本年度配分を公表
文部科学省は8月18日、科学研究費補助金と学術研究助成基金助成金(科研費・基金分)について、令和8年度の配分を公表した。2万5430件が新規採択され、継続分と合わせて8万1563件に対して約2302億円(直接経費1771億円、間接経費531億円)が配分された。
文部科学省
知的修羅場体験、リ・スキリング推進
文科省概算要求 高等教育関連「再推費」など
文部科学省は8月28日、令和9年度の概算要求を公表した。高等教育関連では10項目の重点施策を示し、総額2兆2754億円を要求する。また、他省庁とも連携して成長分野のリ・スキリングを推進する事業予算を要求している。
科学研究費補助金
研究者が所属する研究機関別 採択件数・配分額一覧
私立大学 〔令和8年度 新規採択+継続分〕
インタビュー
表現と教育を繋ぐ「本物」の力
女子美アートミュージアム 大学美術館の役割と課題
神奈川県相模原市にある女子美アートミュージアム(女子美術大学美術館)は、開館25周年記念特別展を5月22日から8月4日まで開催した。1万2千点に及ぶ膨大な調査資料に基づいた独自の企画展「堀文子の出発点~女子美からはじまる写生帖・下図・本画~」は、タイトルのとおり、同大学卒業生・堀文子の本画に加え、創作の過程で生み出された貴重な下図や写生帖を、かつてない規模で公開。延べ1万300人が観覧、1日に400人以上が来場した日もあったほど、異例の大盛況だった。この企画を手掛けた同ミュージアム学芸員の藤森梨衣同大学特命助教と教育普及担当学芸員の藤田百合同大学准教授に、大学という教育機関の中に美術館が存在する意義を中心に話を聞いた。
連載
日本型アカデミック・アドバイジングの挑戦⑥
アカデミック・アドバイジング体制の構築
愛媛大学 河内貴博
連載
「新たな評価」にそなえよ! ―現場から考える現実解― 2
内部質保証を再考するチャンス
教職員の情報共有や役割分担が必要
札幌大学 荒木俊博
四国地区大学教職員能力開発ネットワーク
デジタル技術が変える高等教育
愛媛大学でSPODフォーラム
愛媛大学が代表校を務める四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)は、8月26日から28日までの3日間、「デジタル技術が変える高等教育の未来」をテーマに、「SPODフォーラム2026」を愛媛大学城北キャンパスで開催した。全国から508人が参加した。
