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令和8年9月 第3060号(09月09日)

文部科学省

私学助成に4829億円要求
文科省 来年度概算要求を公表

 文部科学省は8月28日、財務省に提出する令和9年度概算要求の内容を公表した。文部科学関係予算(一般会計)は前年度予算比で約33%増の8兆7750億円となった。文教関係予算は前年度予算より1兆1379億円増え、5兆7360億円。これに加え事項要求も行う。このうち、2040年を見据えた高等教育改革の推進に含まれる、私立大学等の改革の推進等では前年度より376億円増の4357億円を要求した。ここでは、私立学校施設・設備整備推進のための要望472億円を加えた私学助成要求・要望額の内容について掲載する。

中央教育審議会

研究科の「3段階評価」に難色
大学分科会「新たな評価」WG 大学院部会「まとめ案」再審議へ

 中央教育審議会大学分科会の大学院部会(和田隆志部会長)が「大学院の新たな評価」策をまとめた案が9月3日、質向上・質保証システム部会の「教育・学習の質向上に向けた新たな評価の在り方ワーキンググループ」(WG、森朋子主査)の第13回会合で審議された。大学の学部での4段階評価が固まった中で、あえて3段階評価を打ち出したことに対する意見が続出し、近く開く大学院部会に差し戻して審議し直すことになった。

中央教育審議会

教員の質・量確保方策を検討
教員養成部会 「審議のまとめ案」を了承

 中央教育審議会初等中等教育分科会の教員養成部会(秋田喜代美部会長)は8月25日、第162回会合を開催し、教員の質・量確保に向けた「審議のまとめ案」を了承した。会議では、高校段階からの教師志望者の掘り起こしと、多様な専門性を備えた教職員集団の形成に向けた議論が交わされた。

日本私立大学協会

「高大接続」テーマに協議
私大協 広報担当者協議会開く

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は8月25日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で、令和8年度(通算第16回)「広報担当者協議会」を開催した。今回のテーマは「対話と探究でつくる高大接続」。18歳人口の減少や年内入試の広がりなど大学を取り巻く環境が激変する中、同協会加盟大学より137大学181人の広報担当者が集まり、これからの高大接続と広報のあり方などを模索した。

文部科学省

学校DX・不登校支援を重点化
文科省概算要求 教員処遇も改善へ

 文部科学省は令和9年度予算の概算要求を公表した。初等中等教育局関係では、深刻化する教員不足への対応や不登校児童生徒支援の充実、学校現場の働き方改革、生成AI時代を見据えた教育DX・AXの推進を重点施策に位置付けた。特に学校DX・AX関連を柱とする重点施策に931億円を要求し、このうち生成AI活用や校務DXなど学校DX・AXの推進に884億円を計上した。また、相談・支援体制の充実を中心とした不登校・いじめ対策には122億円を盛り込んだ。教員の処遇改善と学びの保障を両輪に、公教育改革を進める方針を打ち出している。

大学連携プラットフォーム北九州

北九州14大学・短大が連携
地元就職や地域貢献推進

 北九州市内の11大学と3短期大学が連携する「大学連携プラットフォーム北九州」が8月24日に発足した。
 西日本工業大学小倉キャンパスで第1回総会(設立総会)が開催され、初代会長に同大の鶴田隆治学長が選出された。設立総会後には北九州市役所に移動し、北九州市および北九州商工会議所との包括連携協定の締結式が執り行われ、産学官の強力な連携体制が整備された。

アルカディア学報

地方創生と大学の役割
若者流出を止める最後の砦

 玉上晃(国際医療福祉大学 常務執行役・事務局長)

インタビュー

地元・倉敷を"体験"する
倉敷芸術科学大学 A&S教育 2学部横断プログラム

 岡山県倉敷市の小高い丘に立つ倉敷芸術科学大学(秦敬冶学長)は、芸術学部と生命科学部の2学部で構成され、日本で唯一「芸術」と「科学」を大学名に冠する。この芸術と科学の融合を掲げる同大学は、2024年度から「A&S(アート&サイエンス)教育」を始動させた。この改革とその内容について、キーパーソンである山口一裕副学長・教学機構長と馬場始三副学長に聞いた。

連載

日本型アカデミック・アドバイジングの挑戦⑤
学生アドバイザーの活用

 愛媛大学  清水栄子

連載

「新たな評価」にそなえよ! ―現場から考える現実解― 1
組織的にどのような取組が必要となるのか
教育の質向上の機会と捉える

 奈良女子大学  山咲博昭

日本私立歯科大学協会

創立50周年記念式典を挙行
次代への責務を共有

 一般社団法人日本私立歯科大学協会(羽村章会長)は7月31日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで創立50周年記念式典、記念講演会、記念祝賀会を開催し、多数の関係者が参列した。