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令和8年5月 第3046号(05月20日)

日本私立大学協会

加盟大学の声もとに要望原案
私大協理事会 来年度政府予算要求基本方針を協議

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は4月24日、対面とオンラインによる併用形式にて、第761回理事会を開催した。議事では、令和9年度私立大学関係政府予算要求の基本方針と私学関係税制改善の推進対策等について協議し、報告事項では放送大学から同大学を活用した大学連携の推進方策を聞いた。

日本私立大学協会

活動計画・研修会実施方針を決定
各委員会が本年度初会合

 日本私立大学協会は、事業計画に掲げる主要事業に基づき、各業務課題の研究をすすめる、研修会を伴う委員会の本年度初会合を開催している。

大学事務研究委員会

 4月17日に、令和8年度第1回(通算第383回)大学事務研究委員会(担当理事=水戸英則二松学舎大学理事長、委員長=国士舘大学山田愼吾常任理事)を開催した。

就職・キャリア支援委員会

 4月23日には、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷(私学会館)において令和8年度第1回(通算第309回)就職・キャリア支援委員会(担当理事=津曲貞利鹿児島国際大学理事長、委員長=住田曉弘東京都市大学大学教学局長)を開催し、本年度の研究課題と委員会活動等について協議した。

日本成長戦略会議

「一体的改革」で文理分断解消
日本成長戦略会議 「人材育成改革ビジョン」を策定

 日本成長戦略会議の人材育成分科会は4月28日、「高校から大学・大学院等を通した人材育成システム改革ビジョン」をまとめた。同分科会では、少子化による労働力減少、DXとAX(AIトランスフォーメーション)に伴う産業構造の変化を見据え、人への投資の好循環を創出することで持続可能な経済成長を目指す方策を検討してきた。これまでの同分科会における提言をとりまとめ、高校から大学・大学院等までの一体的な教育改革の方針を示している。

中央教育審議会

修士・博士「3段階評価」の方向か
大学院部会 「まとめ案」WGに報告へ

 中央教育審議会大学分科会の大学院部会(和田隆志部会長)は5月11日、第125回会合を開き、6回に及んだ「大学院の新たな評価」策の議論を終了、部会としての「まとめ案」を了承した。今後、部会長が質向上・質保証システム部会のワーキンググループ(WG、森朋子主査)に案の内容を報告し、学部とあわせた大学全体の評価制度再編の中に位置づけてもらうことになった。

文部科学省

英語力向上も学習意欲は後退
英語調査 高3では36%が苦手意識

 文部科学省は4月30日に令和7年度「英語教育に関する調査研究」の報告書を公表した。報告書によると、高校生の深刻な「英語離れ」の実態が明かになった。英語力そのものは国際指標で一定水準を維持しているものの、学年が進むにつれて苦手意識が急増している。

アルカディア学報

学問中心地の現在
エポニミー型とWUR型の比較 ―上―

 有本章(広島大学名誉教授)

インタビュー

技術継承の場としての大学
身延山大学 ラオス仏像修復プロジェクト意欲ある"シニア学生"も

 山梨県身延町にある身延山大学(望月海慧学長)は、日蓮宗の総本山・久遠寺に隣接する。学生数100人超の小規模大学ではあるが、四半世紀にわたって国際的な文化貢献を続けている。それが「ラオス仏像修復プロジェクト」である。プロジェクトリーダーを務めるのは、国際日蓮学研究所の鈴木義孝特任講師。仏師であり僧侶でもある鈴木講師に、仏像修復の取り組み、ラオス人民民主共和国政府との事業、そして日本の仏教美術が直面する課題について語ってもらった。

寄稿

大学寄付を読み解く2つの視点
チャリティーとフィランソロピー

 島根大学医学部総務課  須山弘一

特集

大学教育を再定義する
大学での生成AI利用を深掘りして考える

 2022年11月のChatGPT公開は、大学教育に根本的な問いを突きつけた。当初、多くの大学は剽窃や学問的誠実性への懸念から試験等での利用制限に追われたが、今や生成AIを前提としたガイドラインを整備し、その可能性を積極的に模索する活用のフェーズへと移行しつつある。本紙連載「大学教育×生成AI」(全11回)では、各専門家が多角的な視点から課題と可能性を論じた。本稿では、連載から見えてきた柱――ツールの特性、授業・教材の変革、学習評価の再構築、学生のリテラシー、組織的ガバナンスなど――に沿って、その核心を整理する。

 紙上座談会 参加者
 愛媛大学  上月翔太
 東日本国際大学  関沢和泉
 北陸大学  東岡達也
 gmoriki  森木銀河