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令和8年3月 第3038号(03月04日)
文部科学省
「機能に応じ支援」私大振興方策示す
私大の在り方検討会議「審議まとめ」
文部科学省は2月19日、「2040年を見据えて社会とともに歩む私立大学の在り方検討会議」の審議まとめを公表した。同会議は令和7年に示された「知の総和」答申を受け、少子化が進行する環境の変化を見据えて、私立大学に期待される役割を明確化し、その役割を果たしていくための具体的な方策等に焦点を当て、およそ1年間かけて検討してきた。このたび「審議まとめ」として公表された中には、今後の私立大学振興に向けた政策の方向性が示されている。
全私学連合
松本文科大臣を表敬訪問
全私学連合(代表=田中愛治早稲田大学総長)は2月24日、去る18日の第2次高市内閣発足にあたって再任となった松本洋平文部科学大臣を表敬訪問した。
田中代表のほか、私学各団体を代表して、小原芳明日本私立大学協会会長(玉川大学理事長・学園長)、大野博之日本私立短期大学協会副会長(国際学院埼玉短期大学理事長・学長)、吉田晋日本私立中学高等学校連合会会長(富士見丘中学高等学校理事長・校長)、斎藤滋日本私立小学校連合会会長(桐光学園小学校校長)、内野光裕全日本私立幼稚園連合会副会長(清瀬ゆりかご幼稚園理事長)、福原紀彦日本私立学校振興・共済事業団理事長が文科省を訪れた。
中央教育審議会
教職課程免許制度在り方「中間まとめ」を論議
教員養成部会 免許制度の抜本改革へ
中央教育審議会初等中等教育分科会の教員養成部会の第158回会合が2月26日に開催され、教員教職課程・免許・大学院課程ワーキンググループがとりまとめた「今後の教職課程や教員免許制度の在り方について(中間まとめ)」が報告された。
日本私立大学協会
来年度事業計画・予算案を協議
私大協理事会 春季総会運営方針を検討
日本私立大学協会(小原芳明会長)は2月27日、第759回理事会をオンラインと対面の併用形式で開催した。議事では、同協会の令和8年度事業計画案と予算案を協議のうえ了承した。また、同協会第164回総会(春季)における主な協議事項等とその運営方針等を検討した。
全国大学生活協同組合連合会
物価高騰で書籍費・娯楽費節約
学生生活実態調査 生成AIの活用は9割に拡大
全国大学生活協同組合連合会が公表した「第61回学生生活実態調査」で、物価高騰と生成AIの急速な普及が学生生活に大きな影響を与えている実態が明らかになった。書籍費は調査開始以来初めて1000円を下回り、生成AIの利用経験は9割を超えた。
名城大学
開学100周年「記念アリーナ」竣工
大学と地域をつなぐ拠点として
名城大学(野口光宣学長、名古屋市)は、開学100周年記念事業として天白キャンパスで建設を進めてきた「開学100周年記念アリーナ(LIONS ARENA)」を完成させ、2月2日に竣工式を執り行った。
アルカディア学報
『競争的成熟の時代』を生き抜く日本の大学
―時代の創造力が試される
研究員 田中義郎(桜美林大学特命副学長(グローバル)・大学院教授)
インタビュー
多様性維持と効率化を両立
3音楽大学アライアンス 事務局の連携も進展
少子化によって大学経営の環境が厳しさを増す中、昭和音楽大学(神奈川県)、東京音楽大学(東京都)、平成音楽大学(熊本県)の3校は、「音楽大学アライアンス協定」を締結。各大学が持つ文化や多様性を尊重しながら、運営の合理化と教育の高度化を目指す取り組みを進めている。この連携は、従来競合関係にあった音楽大学同士が内部情報まで共有するという点で画期的であり、文部科学省の令和6年度「少子化時代を支える新たな私立大学等の経営改革支援」メニュー2に採択された。全国の高等教育機関における経営改革のモデルケースとして注目されるこの取り組みについて、昭和音楽大学の下八川公祐副理事長に話を聞いた。
寄稿
理工系女子学生に対する
大学間連携による支援
東京科学大学 谷田川友里
連載
私大の力 ―55―
東日本大震災15年 学生ボランティア深化
復興から「教育・発信」へ
公正研究推進協会
公正研究の在り方を協議
APRIN全国会議 「AI for Science」への対応など
一般財団法人公正研究推進協会(APRIN=Association for the Promotion of Research Integrity)は、2月6日に東京大学において、2025年度の全国公正研究推進会議を開催した。「激動する国際情勢をにらんで―公正研究の在り方」を全体テーマに、講演や学問分野ごとの分科会などが開かれた。
