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令和7年7月 第3012号(07月02日)
日本私立大学協会
6年度収支決算を承認
私大協理事会 来年度私大政府予算要望など協議
日本私立大学協会(小原芳明会長)は6月27日、第753回理事会を対面とオンラインの併用形式で開催した。議事では、令和6年度同協会収支決算、人事案件、新規入会を承認した。そのほか、文部科学省・経済産業省から博士人材育成に関する政策説明などを聞いて協議し、令和8年度私立大学関係政府予算と税制改正要望事項を検討した。
文部科学省
研究力に応じた支援策を検討
私大在り方検討会議 「理工農系の育成」重点に
文部科学省の「2040年を見据えて社会とともに歩む私立大学の在り方検討会議」(小路明善座長)の第3回会合が6月18日開かれ、「国際競争力の強化」に向けた私立大学の研究力強化と、理工農系人材の育成策についてヒアリングを交えて意見交換した。同会議では私立大学の果たす役割を明確にし、規模の適正化や経営安定に向けた議論を進めており、大学の研究成果に応じて「一体的、集中的」に支援する方策も検討していく。
文部科学省
大学・高専の機能強化に46件
文科省 第3回選定結果公表
文部科学省は6月25日、令和4年度第2次補正予算で造成された3000億円規模の基金による「大学・高専機能強化支援事業」の第3回公募について、46件を選定したと公表した。
中央教育審議会
社会との接続に課題
大学院部会 大学院教育の充実方策審議
中央教育審議会大学分科会の大学院部会は6月17日、第13期の初会合(通算第118回)を開催した。冒頭、非公開にて部会長の選任が行われ、和田隆志金沢大学学長が部会長に選ばれた。副部会長には両角亜希子東京大学大学院教育学研究科教授が就いた。
インタビュー
日本唯一の研究機関の挑戦
玉川大学ミツバチ科学研究センター 生きた教材で養蜂教育
玉川大学(小原一仁学長)のミツバチ科学研究センターは、日本で唯一のミツバチに関する総合研究機関として知られている。1979年に設置され、基礎生物学から農業、環境保全まで、幅広い視点から社会性ハチ類の研究を展開している。甘いハチミツを生産する特別な昆虫として、また近年では野生植物や農作物の花粉媒介者(ポリネーター)としての重要性が広く認識されているミツバチだが、その驚くべき生態や「養蜂」を取り巻く課題、そして教育における可能性について、同センター主任の佐々木謙農学部教授から聞いた。
アルカディア学報
危機を迎える私学経営と労働条件の不利益変更
――就業規則改正の有効性が否定された目白学園事件を素材に
研究協力者 鶴﨑新一郎(税理士・元福岡工業大学総務人事部担当部長)
特集
未来を担う職員が育つ場所
大学行政管理学会(JUAM)からの招待
出会いが広げる視野、
学びが深める楽しさ
国立大学法人香川大学 西山真希
関わることで広がる世界
京都文教大学・短期大学 山中耕
JUAMとの関わり、これまでとこれから
国際基督教大学 浮洲歓南
連載
私大の力―51―
トランプ強硬策の影響
「米欧離れ」を加速か留学先はグローバルサウス?
日本私立大学協会
関東地区、北海道支部が春季総会
支部事業計画・予算を決定
日本私立大学協会(小原芳明会長)の関東地区連絡協議会、北海道支部は、令和7年度春季総会を開催した。