中央教育審議会

教職課程の在り方を検討
中教審教員養成部会　必要な単位数見直しなど

　中央教育審議会初等中等教育分科会の教員養成部会は4月7日、第148回の会合を開いた。中教審は3月に第12期を迎えて新体制となった。同部会においても、このたび改めて部会長等を選任。前期に引き続き、学習院大学文学部教授の秋田喜代美氏が部会長に就任した。昨年12月の「多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成を加速するための方策について」の諮問を受けて審議を開始しており、目下、議論が必要と考えられる事項を洗い出している。

大阪・関西万博

大阪・関西万博が開幕！
過去最多　158か国・地域が参加

　大阪・関西万博が4月13日に開幕した。運営する日本国際博覧会協会によると、初日の一般来場者数は約11万9000人。全周2㎞にもなる世界最大の木造建築「大屋根リング」にも、雨天に関わらず人波ができていた。

日本私立大学協会

「高等教育システム再編への課題」テーマに
私高研　第83回公開研究会を開く

　日本私立大学協会附置私学高等教育研究所（西井泰彦主幹）は3月17日、オンラインで第83回公開研究会を開催。テーマは「高等教育システム再編への課題」。400人弱の関係者が視聴した。

科学技術・学術審議会

次期科技・イノベ基本計画策定に向けて
科学技術・学術審議会が総会

　科学技術・学術審議会は、3月27日に第76回総会を開いた。第13期の初会合で、15人の新任委員を迎え、改めて会長等の選出を行った。会長には大野英男東北大学前総長・東北大学総長特別顧問が就き、「第7期科学技術・イノベーション基本計画策定に向けての議論が進んでいる。本審議会での意見をそこにインプットしていく必要がある」などと挨拶した。

文部科学省

国大の一般選抜50.8％（前回6ポイント減）
文科省　大学入学者選抜の実態調査 共テ利用は私大44.5％

　文部科学省は、4月1日に「大学入学者選抜の実態の把握及び分析等に関する調査研究」の結果を公表した。選抜方法について、国立大学では、前回調査より一般選抜の割合が6ポイント超の減少で50.8％であることが分かった。

アルカディア学報

アメリカ大学スポーツの光と影
ＮＣＡＡの現状と課題　（下）

　谷岡辰郎（学校法人谷岡学園法人本部長・秘書室長）

インタビュー

大学は"人づくり"の原動力
姫路市高等教育室　私大にも多様な支援メニュー

　姫路市では、2023年度から、事実上の私学助成となる「私立大学振興事業補助金」施策がスタートした。大学の学術研究や特色ある教育を支援しようと新設したものである。他にも様々に高等教育機関向けの支援制度を手掛けるが、その根底には「人材流出」に対する強い危機感がある。このたびは、姫路市政策局高等教育室の高橋義彦室長、中田英希主幹、篠原亮子課長補佐に話を聞いた。（所属・役職は取材当時（2025年3月7日）のもの）

寄稿

次世代のリーダーを育成せよ
起業家教育とアントレプレナーシップ教育

　早稲田大学　　喜久里要

寄稿

高等教育機関におけるヘルスサポートダイバーシティを推進する
作業療法士の多職種協働による保健的取り組み

　片柳学園八王子キャンパス（東京工科大学・日本工学院八王子専門学校）
ヘルスサポートセンター　ケースコーディネータ　　　　　　照井裕子