加盟大学専用サイト

バックナンバー

令和4年6月 第2885号(06月01日)

中央教育審議会

グランドデザインを「アップデート」
中教審大学分科会 「大学振興部会」新設し審議加速

 中央教育審議会の大学分科会(永田恭介分科会長)は5月17日、本年度最初の会合をオンラインで開き、新たに「大学振興部会」を設けて改革論議を加速させることで合意した。永田分科会長は「これにより、中教審が平成30(2018)年にまとめた『2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)』をアップデートしたい」と説明し、本年度中に審議を進める「3つの論点」が提示された。

中央教育審議会

人社系大学院教育の方向性示す
大学院部会 中間とりまとめ案を審議

 中央教育審議会大学分科会の大学院部会(湊長博部会長)は5月11日、第106回会合をオンラインで開催。人文科学・社会科学系の大学院教育に関する方向性を示す中間とりまとめ案について審議した。

中央教育審議会

次期計画への提言内容を検討
教育振興基本計画部会 第3期計画の進捗確認

中央教育審議会の教育振興基本計画部会(渡邉光一郎部会長)は5月13日、第2回の会合をオンラインで開催した。来年度からの第4期計画策定にあたって審議が開始された。

全私学連合

事業活動方針・予算を承認
文科省私学部長と意見交換

 全私学連合(田中愛治代表)は5月19日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、代表者会議を開催した。同会議には、幼稚園から大学までの、同連合を構成する私学団体の会長らが出席(一部オンライン)。令和3年度同連合収支決算報告のほか、令和4年度同連合事業活動方針の概要案と予算案について協議し、了承した。

文部科学省

多様な教育支援確保など4つの施策
協力者会議 「不登校特例校」の設置推進

 文部科学省の「不登校に関する調査研究協力者会議」は5月23日、報告書案を公表した。小・中学校における不登校児童生徒数が19万6127人と過去最多の状況のなかで、「不登校特例校」の設置推進等、個々の不登校児童生徒の状況を適切に把握し、多様な支援を実施する施策を盛り込んだ報告案が大筋で了承された。

文部科学省・厚生労働省

大卒就職率は前年比0.2ポイント低下
文科省・厚労省調査 私大は95.6%

 文部科学省と厚生労働省は、令和3年度大学等卒業者の就職内定状況を協働で調査し、令和4年4月1日現在の状況をとりまとめ、5月20日に公表した。大学等の就職率は、95.8%と前年同期比0.2ポイントの低下であった。

寄稿

自律的学習者を育てるには
リカレント教育のための条件整備

 京都情報大学院大学 土持ゲーリー法一

インタビュー

教育も危機対応に繋げる
武蔵野音楽大の危機管理体制 トップ自ら危機を吟味

 東京都練馬区に立地する武蔵野音楽大学(福井直昭学長、音楽学部)は、江古田キャンパスの全面的な建て替えを行ない、2017年に自然災害にも強い新しい校舎が竣工した。学生への教育が危機回避やトラブルの未然防止にもつながると福井学長は主張する。福井学長に聞いた。

寄稿

大学IRを内面化する
誇大タームに振り回されないために

 村澤昌崇(広島大学高等教育研究開発センター准教授)、宮田弘一(静岡産業大学教授)

寄稿

コロナ禍での募集活動ケーススタディ
小規模・実学系大学視点での募集広報

 畿央大学入学部広報センター課長  伊藤誠

文部科学省

理系女子の活躍促進
文部科学大臣メッセージ
「文理分断」からの脱却を

 文部科学省の末松信介文部科学大臣は5月24日、教育未来創造会議が取りまとめた「我が国の未来をけん引する大学等と社会の在り方について(第一次提言)」をうけて、メッセージを発表した。