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令和4年1月 第2867号(01月12日)

政府

私立大学等経常費補助 前年同額の2975億円
令和4年度予算案・税制改正大綱閣議決定

 政府は昨年12月24日に令和4年度予算(案)と税制改正大綱について閣議決定した。文部科学関係予算は5兆2818億円で対前年度0・3%減となった。新しい時代の質の高い教育・子供を産み育てやすい社会の実現、官民挙げたデジタル化の加速、日本全体を元気にする活力ある地方創り、グリーン社会・カーボンニュートラルの実現―を原動力に未来を拓くとする要望であったが、そのうち文教関係予算は4兆64億円で対前年度143億円減となった。私学助成関係予算は4100億円と対前年度15億円増となったものの、私立大学等経常費補助は2975億円で前年同額となった。税制改正大綱については、文部科学省が要望していた事項のうち認められたのは、特定の学資としての資金の貸付けに係る消費貸借契約書の印紙税の非課税措置の延長(内閣府との共同要望)など4項目だった。

中央教育審議会

最終案で「魅力ある」外す
「地方大学の在り方」提言へ

 中央教育審議会大学分科会の第164回会合が12月15日オンラインで開かれ、永田恭介分科会長から、今期のメインテーマである「地方大学の在り方」答申に向けた最終案が示された。

年頭所感

コロナ禍克服 「新しい資本主義」実現へ
岸田文雄内閣総理大臣

アルカディアの風

ガバナンス改革議論に期す

年頭所感

「教育」「研究」「ガバナンス」 一体的改革を推進
末松信介文部科学大臣

アルカディア学報

私学は「標準」型、多様性こそ命
グランドデザイン答申の精神に立ち返ったガバナンス改革を

 研究協力者 小山竜司(神奈川大学法学部特任教授)

インタビュー

様々な工夫を凝らしたオンライン実習
東京家政学院大学コロナ対応 「今後に繋げる」

 東京家政学院大学(鷹野景子学長、現代生活学部、人間栄養学部)は、千代田区三番町(現代家政学科、人間栄養学科)と町田市(生活デザイン学科、食物学科、児童学科)にキャンパスを持つ。大都市東京の中心に位置するキャンパスではどのようなコロナ対応が行われたのか。実習が多い学部もある中で、対策を現代家政学科の山村明子教授、教育企画室の萩原大輔副参事に聞いた。

寄稿

学習成果論再考
EBPM、因果推論を手がかりに

 日本学術振興会特別研究員/広島大学大学院 中尾走
 広島大学大学院 樊怡舟
 広島大学 西谷元
 広島大学 村澤昌崇

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-18-
"想像"と"創造"で未来を創る
静岡初の建築・土木領域でも地域に貢献
静岡理工科大学
野口博学長

 静岡県西部・袋井市に立地する静岡理工科大学(野口博学長、理工学部、情報学部)は、2017年度に建築学科がスタートし、コロナ禍でも志願者は好調だったという。2022年度から第4次中期計画が始まる。コロナを超えてどのような大学戦略を構想しているのか、野口学長に聞いた。