文部科学省　　　　　　　　　　　　

科学技術に１兆1921億円
科研費　7.8％増の2557億円
文科省概算要求　　研究力向上改革を推進
文部科学省は、令和2年度概算要求を公表した。このうち、科学技術関係については、「研究力向上改革2019」の着実な推進、Society5.0を実現し未来を切り拓くためのイノベーション創出などに向けた要望項目を挙げた。研究力向上改革に向けては、研究「人材」「資金」「環境」改革と大学改革の一体的展開を推進するとして、研究人材強化体制の構築、科学研究費助成事業による支援などの増額を要望。総額は1兆1921億円で、対前年度2169億円の増額となっている。

文部科学省　　　　　　　　　　　　　　　　　　

新規に出口一体型地方創生人材養成システム構築事業
概算要求　再推費　　大学教育再生推進に２９６億円
本紙前号にて、文部科学省が令和2年度概算要求を公表したことを受けて、高等教育局の予算要望の主要事項を報じた。このたびは、そのうちの「国公私立大学を通じた大学教育再生の戦略的推進」（再推費）として掲げる296億円の要望項目の内訳について、次の通り掲載する。

文部科学省　　　　　　　　　　　　　

文科省２１世紀出生児縦断調査
大学進学希望者53.6％　勉強時間２時間以上41.7％
文部科学省は、8月30日に「21世紀出生児縦断調査（平成13年出生児）」の第17回（平成30年）の結果をとりまとめ発表した。同調査は、厚生労働省が2001年（平成13年）から実施していた「21世紀出生児縦断調査（平成13年出生児）」を第16回（平成29年）から引継ぎ、文部科学省・厚生労働省の共管で実施しているもの。調査時点での子供の年齢は17歳（高校2年生等）。

連載　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

大学は往く　新しい学園像を求めて　〈232〉
日本映画大学