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研究成果等の刊行

No.13(2002.11)

「ヨーロッパにおける大学評価の新段階」 ―オランダを中心に

講演者:A.I.Vroeijienstijn
通訳:米澤 彰純

はじめに

私学高等教育研究所主幹 喜多村 和之

 政府は、評価を通じた競争的予算配分の方針を強化しつつあり、第三者機関による評価の義務化も現実の問題となってきました。評価体制の十分整っていない私学にとってとりわけ第三者評価体制をどうするかは緊急の課題です。
  私学高等教育研究所では、「私学の特性を考慮した大学評価研究の在り方」の研究を進めてきましたが、去る2002年8月の第12回公開研究会では、ヨーロッパの大学評価の中でも、大学主体の評価システムとその成果の点で、特に注目されているオランダ型の大学評価システムの開発に関わられた、A.I.フロイエンスティン博士を招聘し、オランダの大学の質の保証とは何であるか、その精神とシステムについて、直接お話いただきました。
  これからの日本の私学の評価システムの在り方を考えるうえにもきわめて示唆に富むもので、本シリーズのひとつとして刊行することにいたしました。広く関係者の方々に参考にしていただければ幸甚です。

    1. 講演原文  A.I.Vroeijienstijn
      ACCREDITAION IN THE NETHERLANDS, THE VIEW OF THE UNIVERSITIES
                                                (PDF形式)
    2. 講演翻訳  米澤 彰純
      ヨーロッパにおける大学評価の新段階-オランダを中心に(PDF形式)
  1. まとめ     佐野 享子
    オランダの大学評価―第12回公開研究会の議論から(HTML形式)

*** 「関連資料」部分等は割愛しました。 ***