バックナンバー
令和8年6月 第3049号(06月10日)
中央教育審議会
「認証評価新制度」に意見・指摘
中教審システム部会 WG「議論まとめ」を審議
中央教育審議会大学分科会の質向上・質保証システム部会(伊藤公平部会長)は6月3日の第9回会合で、「教育・学習の質向上に向けた新たな評価の在り方ワーキンググループ(WG)」の「議論まとめ」の報告を受け、意見交換した。大学を「教育の質」で評価するため、学部を対象に4段階評価を導入することに異論はなかったものの、新制度の運用に必要となる要員確保や費用面の手当などで厳しい意見が相次ぎ、今後、システム部会で議論を継続することになった。
中央教育審議会
教員養成、抜本改革へ
中教審 新免許制度と多様な入職経路を検討
中央教育審議会初等中等教育分科会の教員養成部会(秋田喜代美部会長)は5月28日、第159回会合を開催し、「教職課程・免許・大学院課程ワーキンググループ」(教職課程WG)2次まとめ案と、「大学院における社会人等の免許取得に資する新教育課程ワーキンググループ」(新教育課程WG)中間まとめ案について審議した。
科学技術・学術審議会
研究力強化に「戦略的経費」を
大学研究力強化部会 社会実装に向けた大学改革を議論
科学技術・学術審議会の大学研究力強化部会(千葉一裕部会長)は5月22日、第8回会合を開催し、大学が自律的に研究力を高めるための財務戦略や、研究成果を社会に還元する社会実装の在り方について審議した。
アルカディアの泉
―国力となる私大の創造性―③
創造性を育む社会に向けて
学校法人東成学園(昭和音楽大学)副理事長 下八川公祐
日本学生支援機構
外国人留学生40万人突破
JASSO 「南西アジア圏」が大幅増
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、このたび、「2024(令和6)年度日本人学生留学状況調査」「2025(令和7)年度外国人留学生在籍状況調査」の結果を取りまとめ、公表した。最新の調査結果によると、国内の大学や日本語教育機関などに在籍する外国人留学生数が過去最多の40万人を突破し、新型コロナウイルス禍からの回復が一段と鮮明になった。一方で、日本人の海外留学者数は微増にとどまり、コロナ禍前のピーク水準には依然として届いていない。
科学技術・学術審議会
今後の科技人材育成策を検討
科技・学術審人材委員会WG 博士を研究者として雇用
科学技術・学術審議会の人材委員会次世代人材育成ワーキング・グループ(狩野光伸主査)は5月13日、第184回会合を開き、初等中等教育段階からの科学技術人材育成と、博士課程学生への支援のあり方を議題に審議した。大学と地域が連携した先進的な育成事例の報告とともに、議論では博士人材を「支援対象」から「研究者としての雇用」へと転換させる重要性が強調された。
アルカディア学報
客員研究員 村上義紀(元早稲田大学 副総長・常任理事)
インタビュー
インクルーシブな力を有する人材育成
東北文教大学エッセンシャルワーカー養成 「キラリと光る教育力」採択
山形・蔵王駅から徒歩10分に位置する東北文教大学(福田真一学長、人間科学部、短期大学部)は、山形県内でエッセンシャルワーカーの養成という重要な役割を担う。県内において小学校教員を養成する大学は同大学を含めて2校しかない。幼稚園教員の養成校は3校、保育者養成校は2校、介護士の養成も2校という限られた状況の中で、同大学はそれぞれのうちの1校として、子育てから介護まで人材供給しつづけている。特に山形県の小学校教員採用における割合は20%程に達する。そして、令和6年度の文部科学省事業「少子化時代を支える新たな私立大学等の経営改革支援(メニュー1=キラリと光る教育力)」に採択された。取り組みについて、鈴木隆副学長に聞いた。
寄稿
変革期における学校法人の中期経営計画を考える
実効性のある中期経営計画の要件 ―上―
熊本学園大学 吉田光太郎
インタビュー
市「市の発展が一段階上がった」
青森大学 むつ市役所
文化会館2階がキャンパス
青森県下北半島。かつてこの地にあった斗南藩は、戊辰戦争で敗れた旧会津藩主家が移封され、現在の青森県むつ市周辺に置かれた。しかし、廃藩置県で2年足らずで幕を閉じた悲劇の藩とも言われる。その形から「まさかり半島」とも呼ばれ、全国に名の知れた恐山や海上自衛隊大湊基地があり、さらに本州最北端の地・大間町は、マグロの町として全国的に知られている。長年「高等教育機関が存在しない」という課題を抱えてきたこの地に、2022年4月、青森大学むつキャンパスが開設された。設置から5年。この3月に初めての卒業生を送り出した。むつキャンパスは地域に何をもたらし、これから何を生み出していくのか、開校準備を担い、現在も運営に携わる青森大学の櫻井直喜学生募集戦略局長兼むつキャンパス事務長と、むつ市政策推進部市民連携課の中村真奈未来創生グループ主任に話を聞いた。
日本私立大学協会
事業報告、事業計画など了承
私大協関西支部 京都で春季総会
日本私立大学協会(小原芳明会長)の関西支部(支部長=谷岡一郎大阪商業大学理事長・学長)は、5月12日に京都ガーデンパレスにおいて春季総会を開催した。同支部所属の加盟84大学から51大学92人が出席し、総会、本部報告に加えて懇親会が催された。
