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令和7年10月 第3024号(10月22日)
日本私立大学協会
適切な大学ガバナンス構築を
私大協事務局長研修会 私学法改正対応などテーマに
日本私立大学協会(小原芳明会長)は、10月2日・3日の両日、福岡県北九州市の「リーガロイヤルホテル小倉」で、令和7年度(通算第76回)事務局長相当者研修会を開催した。同研修会は、大学運営の要となる事務局長相当者の役割の重要性に鑑み、大学事務研究委員会(担当理事=水戸英則同協会常務理事・二松学舎大学理事長、委員長=山田愼吾国士舘大学常任理事)が準備を進めてきたもの。昨年度に引き続きメインテーマに「時代の変化に対応したガバナンス体制の構築」を掲げ、各大学における適切なガバナンス体制の構築につながることを期待し、私立学校法の改正への対応(内部統制システムの運用)、教職員の労務問題への対応の2つのテーマを中心に、班別研修を含む研修を行った。207大学から284人の参加があった。
中央教育審議会
「学士・修士5年一貫」制度化へ
中教審部会が文科省案を了承
中央教育審議会大学分科会の「質向上・質保証システム部会」(伊藤公平部会長)の第5回会合が10月8日に開かれ、文部科学省は同部会での議論を踏まえ、「学部と大学院修士を5年で修了できる一貫教育」を制度化する案を示し、了承された。
文部科学省
科学技術人材政策の方向性を議論
「科学の再興」有識者会議 基盤刷新と理系シフトを推進
文部科学省の「科学の再興」に関する有識者会議(大野英男座長)は、10月8日に第3回会合を開催し、今後の科学技術人材政策の方向性など個別の論点について議論を交わした。
政府
第104代総理に高市自民党総裁
「決断と前進の内閣」
自由民主党の高市早苗総裁は10月21日、衆参両院本会議の内閣総理大臣指名選挙で第104代内閣総理大臣に選出された。女性の内閣総理大臣就任は憲政史上初めてとなる。
日本経済団体連合会
企業の大学派遣8割経験
経団連調査 制度整備に課題も
一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)は10月6日、大学等との産学連携に関するアンケート結果の速報版を公表した。企業の約8割が大学への人材派遣経験を有する一方で、制度面や知財管理に関する懸念が依然として課題となっており、産学連携のさらなる促進に向けた環境整備の必要性が浮き彫りとなっている。
アルカディア学報
研究協力者
橋本侑樹(東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻大学経営・政策コース修士課程)
インタビュー
地域課題をAIで解決!
久留米工業大学AI教育 高校から大学院まで推進
久留米工業大学(日野伸一学長、工学部)は、ものづくりが盛んな久留米市に位置する小規模工学系単科大学である。工学部に機械システム、交通機械、建築・設備、情報ネットワーク、教育創造の5学科を擁し、大学院には電子情報システム、エネルギーシステム、モビリティシステムの3専攻の修士課程を設置している。2020年度から「地域課題解決型AI教育プログラム」に注力し、ものづくり分野の特色を活かしながらAIの基礎から応用まで実践的に学べるカリキュラムを提供している。同プログラムの責任者である小田まり子学長補佐・AI応用研究所所長・教授に詳細を聞いた。
連載
大学行政管理学会より 地区研究会の取組み ②
東北の大学職員ネットワークの実現を目指して!!
東北地区研究会
仙台白百合女子大学 高橋豊
寄稿
自分たちでつくる大学ブランド
佛教大学"リブランディング"ストーリー
佛教大学 海老原星太
学校法人福山大学
揺るぎなく前進
福山大学50周年 記念式典・講演会を挙行
学校法人福山大学(鈴木省三理事長、広島県福山市)は、開学50周年を迎えた今年度、「福山大学開学50周年記念式典」を9月20日に挙行した。
学校法人杉野学園
服飾の課題に取り組む
杉野学園100周年式典 卒業生による作品展示も
学校法人杉野学園(中村賢二郎理事長、東京都品川区)の100周年記念式典が9月21日に同学園目黒キャンパスのSUGINOホールにて挙行された。
