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令和7年6月 第3009号(06月11日)

文部科学省

地域大学振興、多面的に検討
文科省有識者会議 幼児教育・保育の地域アクセス確保にも課題

 地方における大学の役割と、それに伴う人材育成の在り方などを検討している、文部科学省の「地域大学振興に関する有識者会議」(大森昭生座長)は、6月10日に第2回会合を開いた。今回は幼児教育・保育分野の地域アクセス確保に関する課題も議題に挙げた。今後の取り組みにあたって、産官学金が連携したプラットフォーム構築や、特定の地域課題に特化した人材育成プログラムの強化、さらには大学間連携などの方策も議論された。

文部科学省

2万3109件が新規採択
科研費 本年度配分額を公表

 文部科学省は5月に科学研究費補助金(科研費・補助金分)及び学術研究助成基金助成金(科研費・基金分)について、令和7年度の配分を公表した。2万3109件が新規採択され、継続分と合わせて7万8042件に対して約2200億円(直接経費1692億円、間接経費508億円)が配分された。

文部科学省

「年内入試」個別テストに組み合わせ条件
大学入試実施要項公表

 文部科学省は6月3日、各大学等に対し、令和8年度大学入学者選抜実施要項について通知した。

アルカディアの灯

やせ我慢の精神と地方私大

 新潟国際情報大学
 学長
 越智 敏夫

科学研究費補助金配分状況

研究者が所属する研究機関別採択件数・配分額一覧
私立大学 〔令和7年度 新規採択+継続分〕(単位:千円)

インタビュー

ハイ・インパクト・プラクティスを与えよ
関西国際大学
大学間連携プログラム トップのコミットメントが重要

 兵庫県の関西国際大学(濱名篤学長、情報学部、グローバル学部、心理学部、教育学部、経営学部、保健医療学部)は、予測不能な現代社会を生き抜く力を養うために様々な学内外の教育プログラムを構築している。これは濱名学長が重視する「ハイ・インパクト・プラクティス」を具現化するものだ。特に「安全・安心(セーフティマネジメント)」をテーマとした国際連携プログラムは、多国籍の学生が共に学び活動する機会を提供するもので、学生の多様な成長を促している。同大学のACPを中心とした大学間連携プログラムの成果について、藤木清副学長、川脇康生学長補佐に聞いた。

寄稿

付けられた偏差値からの脱却はできないのか ―上―

 麗澤大学大学入試・広報課  大本俊介

寄稿

FDでカリキュラム開発の対話を促す
近畿大学のセミナーを事例として

 近畿大学IR・教育支援センター  竹中喜一

日本私立大学協会

地方創生における私大の役割訴える
中四国支部 広島で春季総会

 日本私立大学協会(小原芳明会長)の中国・四国支部(支部長=鶴衛広島工業大学理事長・総長)は、5月13日に広島ガーデンパレスで春季総会を開催した。同支部所属の加盟大学30大学から27大学、46人が出席し、今年度の事業計画と予算などを決めた。