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令和7年4月 第3003号(04月23日)

文部科学省

地域大学の振興方策を検討
文科省有識者会議 答申の提言受け初会合

 文部科学省は4月21日、地域大学振興に関する有識者会議の初会合を開催した。同会議は、2月に公表された中央教育審議会答申「我が国の「知の総和」向上の未来像 ~高等教育システムの再構築~」(知の総和答申)の提言等を踏まえ、地理的観点からの高等教育へのアクセス確保や地方創生など地域大学振興の在り方について総合的に議論する。委員は国公私立の地方大学学長を含む、地域大学振興に関する学識経験者や実務経験者等により構成され、このたび座長には大森昭生共愛学園前橋国際大学・短期大学部学長が就いた。

文部科学省

設置計画履行状況等調査 158校に指摘事項
設置審 令和6年度の結果公表

 文部科学省は3月25日、令和6年度の設置計画履行状況等調査の結果を公表した。国公私立の大学、大学院、短期大学、高等専門学校392校を対象に調査が行われ、指摘が付された大学等は158校だった。

文部科学省

84学校法人に指摘
設置審
令和6年度 寄附行為(変更)認可後の財政状況及び施設等整備状況調査結果

 文部科学省は3月25日、令和6年度の大学等設置に係る寄附行為(変更)認可後の財政状況及び施設等整備状況調査結果を公表した。

大学改革支援・学位授与機構

「教育資格枠組み」策定

 このたび、大学改革支援・学位授与機構は、我が国の「教育資格枠組み」を策定し、公表した。同枠組みは、我が国の学校教育において得られる資格の公式なガイドとして同機構が開発。中央教育審議会の審議(大学分科会(第181回)・高等教育の在り方に関する特別部会(第15回)合同会議、生涯学習分科会(第133回))を経て、文部科学省によって認められている。

アルカディアの灯

多面的な公的支援と新認証評価に期待

 日本文理大学学長
 橋本 堅次郎

文部科学省

留学生数は約3万5千人
文科省 高校等の国際交流状況調査 海外への進学は1653人

 文部科学省は、3月28日に「高等学校等における国際交流等の状況について」公表した。高校生の留学生数は約3万5千人で令和3年度前回調査より大きく回復したものの、過去最高となったコロナ禍前の約4万7千人より少ない結果であった。

文化庁

京都から政策転換の新段階へ
文化庁 文化審議会第3回総会

 文化庁(都倉俊一長官)は、3月27日、文化庁京都庁舎において第24期文化審議会第3回総会(第96回)を開催した。会議はオンライン併用で実施され、議事では、文化庁移転後の施策や令和7年度文化庁予算案、令和6年度補正予算の説明、各分科会・部会からの報告が行われた。

日本高等教育評価機構だより

内部質保証の有効性
過去3年間の評価結果から

インタビュー

多様な層、教師の学び直し
に鎌倉女子大学短期大学部 e-learningで拓く新たな「強み」

 鎌倉女子大学短期大学部(福井一光学長、短期大学部初等教育学科、短期大学部専攻科初等教育専攻)は、この4月から男女共学の「初等教育学科通信教育課程(e-learning course)」を開設した。通信制で小学校教諭免許が取得できるのは短大では日本初。変化の激しい時代に、2年間という短期間で資格取得ができる「新しい学びのカタチ」と位置付ける。短大が行う新たな取り組みについて、学部長の小泉裕子教授、e-learning Centerの長岡暁夫センター長、入試・広報センターの中泉美輪センター長に聞いた。


寄稿

「ご縁」から生まれた「機会」を大切に

 ウニベルシタス研究所 客員研究員
 摂南大学 研究支援・社会連携センター
 吉田雄一朗

寄稿

地方私立大学における今後のキャリア・就職支援
一教員のボトムアップからの取組

 静岡産業大学  宮田弘一

大手前大学

竹立庵が有形文化財に
相場師・岩本親子の邸宅

 文化審議会(島谷弘幸会長)は、3月21日に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに135件の登録有形文化財(構造物)を登録するよう文部科学大臣に答申した。そのうちの1つに、大手前大学茶室「竹立庵(旧岩本家住宅茶室)」も含まれている。今後、官報告示を経て登録となる予定。