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令和5年9月 第2939号(09月20日)

中央教育審議会

急速な少子化進行見据え検討を
「再編・統合の議論避けられない」
高等教育の在り方に諮問

 中央教育審議会(荒瀬克己会長)は9月25日、第137回総会をハイブリッド会議形式で開催。盛山正仁文部科学大臣が出席し、急速な少子化が進行する中での将来社会を見据えた高等教育の在り方について諮問した。2018年のグランドデザイン答申以降の高等教育を取り巻く変化、特に急速な少子化を踏まえて、今後の高等教育全体の適正な規模も視野に入れ、国公私の設置者別等の役割分担の在り方についての検討も求めた。

政府

文科相に盛山衆院議員
第2次岸田第2次改造内閣

 岸田文雄首相は9月13日、内閣改造を行い、「第2次岸田第2次改造内閣」を発足させた。

中央教育審議会

大学病院改革の方向性示す
医学教育の在り方に関する検討会 中間まとめ案を大筋了承

 文部科学省の「今後の医学教育の在り方に関する検討会」は9月11日、第5回会合をオンラインで開き、これまでの議論の中間とりまとめ案について審議した。

日本私立大学協会

大学の国際交流、今後の展望を協議
国際交流推進協議会開く

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は9月4日、オンラインで、令和5年度(通算第21回)国際交流推進協議会を開催した。同協議会は同協会国際交流委員会(担当理事・委員長=谷岡一郎大阪商業大学理事長・学長)が企画し実施。コロナ禍により各大学は留学をストップしたが、3年が経過して徐々に送り出しと受け入れを再開している。また、政府でも教育未来創造会議では第二次提言で国際交流が大きなテーマとなった。当日は214大学362人が参加した。

日本私立大学協会

本年度の研究計画を確認
教育研究充実部会 本年度初会合

 日本私立大学協会は9月7日、オンラインで私立大学基本問題研究委員会(担当理事=黒田壽二金沢工業大学学園長・総長)の令和5年度第1回教育研究充実部会(部会長=小林弘祐北里大学理事長)を開催した。

文部科学省

不登校生徒の学習機会の確保など明示
高等学校教育の在り方  中間まとめを公表

 文部科学省は、「高等学校教育の在り方ワーキンググループ」の中間まとめを公表した。これからの高等学校の在り方に係る基本的な考え方として、「多様性への対応」と「共通性の確保」を果たしていくことが重要であるとし、とくに、①少子化が加速する地域の教育、②全日制・定時制・通信制の望ましい在り方、③社会に開かれた教育課程の実現、探究・文理横断・実践的な学びの推進について示されている。

日本私立大学協会

4分科会に分かれて協議
東北支部 事務研修会を開催

 日本私立大学協会東北支部(支部長=高柳元明東北医科薬科大学理事長)は、8月31日、9月1日の両日、福島県郡山市「郡山ビューホテルアネックス」を会場に、令和5年度「東北支部事務研修会」を開催した。

連載

高校進路指導室の扉
―新しい高大連携・接続に向けて―
探究型授業と高大接続改革
Win-Winとなる新時代の高大接続の展望

 学校法人聖学院教育デザイン開発センター長  児浦良裕

インタビュー

手厚い教採対策支援
山口学芸大学就職支援体制 企業就職にも対応

 山口市に立地する山口学芸大学(三池秀敏学長)は、教育学部のみの大学として、開学以来、その高い教育職・保育職の現役合格率が評価されてきた。その裏には、教職員が一体となった手厚い就職支援がある。一方、最近は行政職などの公務員や民間企業等への就職も増えているという。就職支援について、赤瀨洋司キャリア支援センター長、同センターの檜垣英夫教職支援室長に聞いた。

寄稿

大学職員を究めるⅢ
「大学職員のリアル」の先にあるキャリアパス

 神奈川工科大学  寺尾謙

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-43-
スポーツの強み活かして地域で取組む
独自の「真剣味サイクル」で学生を育成

 中京学院大学
 林勇人学長

 岐阜県に立地する中京学院大学(林勇人学長、経営学部、看護学部、短大保育科、健康栄養学科)は、何人ものプロ野球選手を輩出するなど強豪の運動部が多く、全国から学生が集まる。一方、新たな大学の動きとして、地域課題に取り組み始めている。学内ではどのような改革が進行しているのか、林学長に聞いた。