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令和5年7月 第2930号(07月05日)

全私学連合

「人への投資」に私学の多様性を
国会議員と諸課題を協議
私学振興協議会 「私学が教育の質上げる」

 全私学連合(代表=田中愛治早稲田大学総長)は6月28日、私学振興協議会(共同代表=塩谷立衆議院議員・元文部科学大臣、田中愛治全私連代表)を都内のホテルで開いた。同協議会には、自民党国会議員の中で、文部科学大臣と文部科学部会長経験者が出席。幼稚園から大学までの全私学連合を構成する各私学団体の代表者は、令和6年度私学関係政府予算に関して要望したほか、当面する諸問題について出席の国会議員と協議した。

科学技術・学術審議会

研究大学群形成の方策を検討
大学研究力強化委員会

 科学技術・学術審議会の大学研究力強化委員会(千葉一裕主査)は、第12回の会合をオンラインで開催した。大学研究力強化に向けた取り組みや、多様な研究大学群の形成に向けての方策などについて議論した。

日本私立高等専門学校協会

本年度事業計画・予算を決定
私立高専協会総会 当面する諸課題を協議

 日本私立高等専門学校協会(会長=小島知博サレジオ工業高等専門学校長/東京都町田市)は6月28日、都内で第119回春季総会を開催した。会長校のサレジオ高専をはじめとして、神山まるごと高等専門学校(大蔵峰樹校長/徳島県神山町)、近畿大学工業高等専門学校(齊藤公博校長/三重県名張市)、国際高等専門学校(鹿田正昭校長/石川県金沢市・白山市)の私立高専4校から校長らが出席。本年度事業計画・予算を決め、そのほか高専を取り巻く諸問題などを協議した。

中央教育審議会

質高い教師の確保方策を検討
初等中等教育分科会 特別部会が初会合

 中央教育審議会初等中等教育分科会の「質の高い教師の確保特別部会」は6月26日に第1回の会合を開催した。部会長に貞広斎子千葉大学教育学部教授を選任。5月の中教審総会において諮問された「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について、専門的に審議していく。

文部科学省

大学、短大の中退者は5万2000人
学生・専門生修学状況 学生生活不適応が16.8%

 文部科学省は、6月23日に「令和4年度 学生・専門学校生の修学状況(中退者・休学者)等に関する調査」を行い、結果を公表した。大学、短期大学、大学院及び高等専門学校については、中退者、休学者の割合はそれぞれ約2%であった。

アルカディア学報

コロナ禍のなかの学生の経済
生活支出動向をみることも必要

 客員研究員 岩田弘三(武蔵野大学人間科学学部教授)

写真特集

キャンパス万華鏡 写真が語る大学の横顔

インタビュー

幸福の追求のため意識変革を
日本福祉大学のWell-being戦略 知多半島のセーフティネットを実現

 知多半島に立地する学校法人日本福祉大学(丸山悟理事長、原田正樹学長)は、2023年、創立70周年を迎える。4月より3年にわたり周年事業を展開するが、ここで掲げたのが「Well-being for All~幸せを創造する大学へ~」という宣言。文部科学省「教育振興基本計画」でもWell-beingが掲げられた。同大学が重視するこの概念と具体的な取り組みについて、原田学長に聞いた。

連載

これからの大学運営の指針①
ウニベルシタス研究所
人工知能とChatGPT

 芝浦工業大学元学長
 情報システム研究機構監事 村上雅人

連載

ビヨンドコロナの大学戦略-40-
工学とデザインで地域を活性
地域ニーズに基づいた履修証明プログラムも

 八戸工業大学
 坂本禎智学長

 八戸工業大学(坂本禎智学長、工学部、感性デザイン学部)は、20の修得因子を定めて、各科目やカリキュラムと連動させ、教育の質保証の充実を図っている。青森県としてカーボンニュートラルへの取り組みに注目が高まっていることから、その人材の育成の検討にも入っている。今後の大学の未来について、坂本学長に聞いた。

学校法人文化学園

新しい文化と時代を創造する
文化学園が100周年で式典

 学校法人文化学園(清木孝悦理事長/東京都渋谷区)は、創立100周年を記念して、創立記念日である6月23日に記念式典を挙行した。