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令和4年2月 第2873号(02月23日)

中央教育審議会

特例で遠隔授業の上限緩和へ
大学分科会質保証部会素案 現行の「60単位」見直す

 中央教育審議会大学分科会の質保証システム部会(吉岡知哉部会長)は2月16日、大学のオンライン(遠隔)授業の上限60単位の規制を緩和する「特例」制度を設ける素案をまとめた。「先進的・先導的なプログラム」など一定の要件を満たす場合に認める方向だ。新型コロナウイルスの感染拡大で例外的に上限が外され、遠隔授業が急速に普及してきた現状に対応するもので、文部科学省では来年度の大学設置基準の改正を目指す

中央教育審議会

生涯学習で社会的包摂実現
生涯学習分科会 他省庁の「地域コミュニティ」施策をヒアリング

 中央教育審議会の生涯学習分科会(清原慶子分科会長)は2月15日に第115回の会合をオンラインで開催した。地域コミュニティに着目した他省庁の施策に関するヒアリングを受けての意見交換や、今期の同分科会の議論の方向性について審議した。

日本私立大学協会

私大ガバナンス研究に重点化
私高研運営部会 研究所事業計画案など協議

 日本私立大学協会(小原芳明会長)は2月14日、通算第28回私学高等教育研究所運営部会をオンラインで開催、今後の研究所の在り方などについて協議した。

アルカディアの風

留学再開の前倒し願う

文部科学省

学校図書館へ新聞の複数配備を
第6次「学校図書館図書整備等5か年計画」
主権者教育の観点を踏まえ

 文部科学省は、1月24日、令和4年度から令和8年度を対象期間とする第6次「学校図書館図書整備等5か年計画」を策定した。同計画では、主権者教育の必要性から小・中・高校の学校図書館に、第5次計画より多くの新聞を配備することなどの必要な経費が新たに盛り込まれた。

科学技術・学術審議会

教育支援機能など検討
オープンサイエンス時代の大学図書館検討部会が初会合

 文部科学省科学技術・学術審議会情報委員会のもとに設置された、オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会(竹内比呂也主査)の第1回会合が、2月16日に開かれた。

連載

日本高等教育評価機構だより 38
第3期評価検証アンケート
3割が「質保証に大いにつながっている」

インタビュー

3Dプリンタで成果物
金沢工業大学のICT活用授業 「プロジェクトデザイン入門」

 金沢工業大学(大澤敏学長)の橋本和典教授(航空システム工学科)は松本美之教授(基礎実技教育課程)と協働して、コロナ禍に対応した、ICTインフラを活用する新たな授業を展開すべく模索を行った。

連載

10年後のユニバーシティ
ウニベルシタス研究所②
危機管理の観点から考えるウイズコロナと今後10年の国際交流

海外留学生安全対策協議会理事長 池野健一

連載

私大の力⑯
回想・石原慎太郎
「多様性」ということ
「東大卒」じゃなくて良かった

文化審議会

「吉田口の富士山信仰用具」
重要有形民俗文化財に指定
文化審が答申  重要無形に4件、登録有形2件など

文化審議会は、1月21日に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、重要有形民俗文化財として1件、重要無形民俗文化財として4件を指定すること及び登録有形民俗文化財として2件を登録することについて文部科学大臣に答申した。また、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として1件を選択することについて、文化庁長官に答申した。