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令和3年3月 第2833号(03月03日)

日本私立大学協会

総会に向け来年度計画案了承
私大協理事会 コロナ対策を第一に掲げる

 日本私立大学協会(小原芳明会長代行)は2月26日、第710回理事会をオンラインで開催した。議事では、令和3年度事業計画案および同予算案などを協議のうえ了承した。また、文部科学省高等教育局私学部私学行政課課長補佐の相原康人氏を招いて、同省の「学校法人のガバナンスに関する有識者会議」の審議動向について説明を聞き、協議した。

日本私立大学協会

来年度事業計画・予算案を協議
私学高等教育研究所運営部会開く

 日本私立大学協会(小原芳明会長代行)は2月8日、令和2年度第1回私学高等教育研究所運営部会をオンラインで開催し、今後の研究所の在り方などについて協議した。

文部科学省

教育研究機能の高度化を
大学分科会が審議まとめ   今後の高等教育の在り方

 文部科学省は2月9日、中央教育審議会大学分科会がとりまとめた「教育と研究を両輪とする高等教育の在り方について~教育研究機能の高度化を支える教職員と組織マネジメント~」と題する審議まとめを公表した。同分科会では、社会変革の状況を踏まえ、これからの時代における大学の在り方を検討するに当たり、大学の機能の両輪である「教育」と「研究」の双方に着目し、その機能を総合的に最大化するための検討を行ってきた。また、審議のとりまとめに際しては、コロナ禍の影響下であることも考慮し、ウィズコロナ、ポストコロナ時代の大学教育の姿についても念頭に置きつつ、議論を行ったとしている。

文部科学省

児童生徒の自殺、過去最多
児童生徒の自殺予防協力者会議
進路・学業不振、心の悩みが動機に

 文部科学省は、2月15日に第1回「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議」を開催した。会議当日には、コロナ禍における児童生徒の自殺等に関する現状について厚生労働省の統計をもとに分析結果を報告した。それによると18歳以下の自殺は、長期休業明けの時期に増加する傾向があること、特に令和2年8月における児童生徒の自殺者数は、前年度と比較して約2倍、そのうち、女子高校生の自殺者数は前年度と比較して約7倍であったことが明らかとなった。

アルカディア学報

出資会社の活用を考える
学校法人における経営改善の一方策として

 研究員 増田貴治(名城大学総務部主幹、(有)名城大学サービス代表取締役)

特集

教育哲学者が考える"科学技術"問題

「科学技術の主権者教育」
立教大学 河野哲也

「科学の公的責任」
愛知教育大学 野平慎二

「近代科学とは別なる科学?」
九州大学 藤田雄飛

寄稿

コロナ禍の大学入試
欧州各国と英国Aレベル試験の動向

 昨年の春以降、(独)大学改革支援・学位授与機構国際課では海外の高等教育・質保証・学位等の資格の承認に関する新型コロナウイルス関連のトピックに注目してきた。渡航制限に伴う学生交流の減少や高等教育の質保証の基準・規制の一時的緩和等の各国の動向を、国内の高等教育関係者向けに同機構ウェブサイト「QA Updates」に掲載している。今回は、欧州各国の高等教育への進学を巡る新型コロナウイルスの様々な影響に焦点を当て、同ウェブサイトに掲載した記事の内容を中心にご紹介する。
 ◇高等教育質保証の海外動向発信サイトQA Updates:https://qaupdates.niad.ac.jp/

インタビュー

地域間の共通点・相違点を学ぶ
全国6大学の遠隔協調学習

 新型コロナウイルス感染症拡大により、全国の大学が様々な対応を迫られた中、新しい取り組みも始まっている。関西国際大学(濱名篤学長、兵庫県三木市)の呼びかけに応じて発足した「Consider Corona Project 6大学(CCP―6)」もその一つである。全国の大学をオンラインで結び、地域を繋げて経験学習を展開したこのプロジェクトの概要について、同大学の教育学部山本秀樹准教授、経営学部田中綾子講師に聞いた。