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令和3年1月 第2827号(01月13日)

政府予算

私学助成 前年度同額の4094億円
私大等経常費補助は2975億円
令和3年度政府予算案・税制改正大綱が閣議決定

政府は昨年12月21日に令和3年度予算(案)と税制改正大綱について閣議決定した。新型コロナウイルス感染症対策の取り組みと学びの保障への支援、そのための「新たな日常」環境構築と「新たな学び」の実践に大きく比重を移した要望であったが、文部科学関係予算は5兆2980億円で対前年度0.2%減となり、そのうち文教関係予算は4兆216億円で対前年度87億円減となった。私学助成関係予算は4094億円と対前年度同額となったものの、私立大学等経常費補助は2975億円で対前年度2億円減となった。税制改正については、文部科学省が要望していた事項のうち認められたのは、教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税措置の延長など6項目だった。

政府予算

令和2年度第3次補正予算が閣議決定
文科省 1兆1830億円を計上

政府は、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、令和2年度第3次補正予算案を昨年12月15日に閣議決定した。

文部科学省

2万8569件が新規採択
令和2年度科研費 配分女性研究者採択件数は22.4%

文部科学省は、科学研究費補助金(科研費・補助金分)及び学術研究助成基金助成金(科研費・基金分)について、令和2年度の配分を公表している。2万8569件が新規採択され、継続分と合わせて8万2768件に対して約2204億円(直接経費1695億円、間接経費509億円)が配分された。新規採択2万8569件のうち女性研究者の採択件数は6408件で全体の22.4%を占めており、増加傾向にある。40歳未満の研究者の採択件数は全体の36.5%となっており、年代別の区分では最も大きな割合となっていることがわかった。

令和3年 年頭所感

ポストコロナの秩序づくりを主導

「国民のために働く内閣」で尽力
菅義偉内閣総理大臣

令和3年 年頭の所感

コロナ禍にあっても質の高い学修機会確保を

萩生田光一文部科学大臣

寄稿

「新制大学」の終焉
~大学はどこへ行こうとしているのか~

京都情報大学院大学 土持ゲーリー法一

文部科学省

令和元年度 学生納付金134万723円
私立大学586大学を集計

文部科学省は昨年12月25日、私立大学等の令和元年度(2019年度)入学者に係る学生納付金等調査結果を公表した。令和元年度の私立大学(学部)の初年度学生納付金は、前年度(2018年度)より0.4%増となる134万723円であった。

文部科学省

科学研究費補助金
研究者が所属する研究機関別 採択件数・配分額一覧
私立大学 〔令和2年度 新規採択+継続分〕

連載

私大の力<6>
デジタルは「紙」の長所超えるか
「スマホ持ち込み可」で大学入試の新時代を予告

文部科学省

文科相、「詰め」の作業を促す
大学入試検討会議 2大テーマで論点整理へ

文部科学省の「大学入試のあり方に関する検討会議」(三島良直座長)は昨年12月に第19回、20回の会議をオンラインで開き、2大テーマである「記述式問題」と「英語4技能評価」について、これまでの論点を整理する作業を始めた。

文部科学省

DXで大学教育の高度化を
3次補正予算で60億円

文部科学省は、昨年12月15日に閣議決定された令和2年度第3次補正予算(案)に盛り込んでいる「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」(予算額60億円)についての公募説明会を12月23日にオンラインで配信した。