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令和2年10月 第2818号(10月14日)

文部科学省

文教関係4兆3千億円を要望
令和3年度概算要求  新型コロナ対策など事項要求

 文部科学省は9月29日、令和3年度文部科学省予算概算要求を公表した。文部科学関係予算(一般会計)は対前年度11・4%増の5兆9118億円を要求している。今回の概算要求にあたっては、昨年度と同額を基本としたうえで、新型コロナ対策などの経費は上限を設けずに要求を認めることとされたことから、同省でも、ウィズコロナ期間を乗り切り、ポストコロナ時代の「新たな日常」に向けて、「新型コロナウイルス感染症への対応など緊要な経費」として必要な予算を計上している。文教関係予算は4兆3011億円。初等中等教育では、少人数指導体制、GIGAスクールにおける学びの充実を図り、高等教育では大学からの社会変革を目指し、「新たな日常」に向けた教育研究の推進、さらには「新たな日常」を支える学校施設等の整備を推進する。また、感染症対策を含めた大学入学共通テストの円滑な実施、Society 5.0の実現及びウィズコロナ・ポストコロナに向けた人材育成の強化を掲げる。ここでは高等教育を中心とする項目を掲載する。

文部科学省

教育資金一括贈与
非課税措置の延長要望
令和3年度税制改正要望

 文部科学省は、9月末に、令和3年度の税制改正要望事項を公表した。

日本私立大学協会

学校法人の運営管理問題に取り組む
私大協 第1回大学事務研究委開く

 日本私立大学協会(佐藤東洋士会長)は10月2日、オンラインで令和2年度第1回(通算第359回)大学事務研究委員会(担当理事=水戸英則二松学舎大学理事長)を開き、委員長、副委員長等の選任のほか、本年度研究課題及び委員会活動などについて協議した。

日本私立大学協会

教育の質保証などを研究課題に
私大協 第1回大学教務研究委を開催

 日本私立大学協会(佐藤東洋士会長)は10月5日、オンラインで令和2年度第1回(通算第326回)大学教務研究委員会を開き、委員長、副委員長の選任のほか、本年度研究課題と委員会活動などについて協議した。

日本私立大学協会

ウィズコロナ時代の大学広報とは
教育学術新聞 オンラインセミナー初開催

 日本私立大学協会(佐藤東洋士会長)は10月1日、ウェブ会議ツール「Webex」を使用して、「教育学術新聞オンラインセミナー」を開催した。同協会は例年「広報担当者協議会」を開催しており、令和2年度もその予定であったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、同協議会を中止してオンラインでのセミナーの開催を決め、この間準備を進めてきた。なお、同協会の加盟大学向けイベント開催は初となる。当日は170人が参加、その後オンデマンドで配信も行われた。

文部科学省

コロナ対策に169億円
初等中等関係概算要求 デジタル教科書導入促進へ

 文部科学省は1面記載の通り、9月29日、来年度の概算要求を発表した。ポストコロナの「新たな日常」の実現、「ウィズコロナ下の学習・スポーツ・文化・研究活動の継続支援」、コロナに負けない「安全・安心」環境の実現など、必要な予算を要望した。初等中等関係の主要事項は次の通り。カッコ内は前年度比。

アルカディア学報

学生納付金の意義と役割
新型コロナ禍での返還要求を巡り

 主幹 西井泰彦

特別寄稿

教育哲学者が考える
学修成果の可視化

 見えるものと見えないものと
 岡山大学大学院教育学研究科准教授  平田仁胤

 カエサルのものはカエサルに、そして...
 奈良女子大学研究院人文科学系教授  西村拓生

 学修成果の可視化と新型コロナウイルス感染症
 広島文化学園大学・短期大学学長  坂越正樹

連載

私大の力④
「オンライン」に命を吹き込む工夫は
対面授業の「大切なもの」無くすな

 平山一城

連載

コロナ下での意志決定
トップはいかに決断したか ⑫
断腸の思いで卒業式中止
熊本保健科学大学 竹屋学長に聞く