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令和2年6月 第2808号(06月24日)

政府

第2次補正予算が成立
私大授業料減免支援に94億円

 新型コロナウイルス感染症拡大を受けた本年度第2次補正予算が6月12日に成立した。緊急事態宣言による外出自粛で影響を受けた企業への支援に重点を置き、雇用調整助成金の拡充、資金繰り対応の強化、家賃支援給付金の創設、医療提供体制の強化などが柱となる。総額31兆9000億円となり、補正では過去最大となった。このうち文部科学省関係では、生活に困っている学生等や芸術家・アスリート等の支援、大学や研究者への支援・研究基盤の強化、そして児童生徒等や学生の学びの保障への支援として、総額1617億円が計上された。

文部科学省

 入試のあり方 模索続く
 大学入試検討会議 有識者ヒアリングを実施

 文部科学省は6月16日に、第9回「大学入試のあり方に関する検討会議」(三島良直座長)をオンライン会議で開催し、外部有識者・団体からのヒアリングを行った。

文部科学省・厚生労働省

大卒就職率98%で過去最高
文科省・厚労省 4月1日現在状況調査

 文部科学省と厚生労働省は、令和2年3月大学等卒業者の就職内定状況を共同で調査し、令和2年4月1日現在の状況を取りまとめ、このたび公表した。

アルカディアの風

私大協 佐藤会長の新体制の下で

アルカディア学報

私立学校法の改正に伴う中期計画策定と実施に向けた課題

 客員研究員 坂本孝徳(元国立教育政策研究所企画調整官)

日本私立大学協会

遠隔と対面の併用など
全国で新しいオープンキャンパスを模索

 新型コロナウイルスの影響で、例年のオープンキャンパス(OC)が開催できないなか、全国で様々な形での新しいOCが模索されている。前号に引き続き、具体的な事例として、このたびは、高崎商科大学、京都光華女子大学、西日本工業大学の3大学を紹介する。

寄稿

 コロナ禍における入学者選抜と新しい信頼関係の構築〈下〉

 教育ジャーナリスト  後藤健夫

科学技術・学術審議会

ジャーナル問題を議論
大学図書館コンソーシアム連合が発表

 科学技術・学術審議会情報委員会は、6月15日、第3回「ジャーナル問題検討部会」(引原隆士主査)をオンライン会議で開催した。今回は、ジャーナルに係る課題について審議した。

連載

大学図書館のイノベーション
「関西大学ラーニング・コモンズ」―考動力を育む学習空間と集団活動の意義―

 神戸学院大学人文学部人文学科  新居田久美子

海外大学のコロナ対策

自宅でも楽しく学べるよう工夫
モンゴルで広がるオンライン授業

 モンゴル文化教育大学理事長 牧原創一
 日本語講師 甕暁子

 新型コロナウイルス感染拡大がニュースになるや否や、まず何よりも、モンゴル政府の動きは迅速だった。モンゴル政府は非常事態宣言の下、新型コロナウイルスの発生源とも疑われる中国武漢はもとより、中国からの入国拒否措置を取り、国境封鎖、国際線全便運行停止、教育機関の休校、集会やイベントの禁止など、早急に防疫措置を講じていった。現地の様子についてモンゴル文化教育大学の牧原創一理事長と日本語講師の甕暁子氏に寄稿してもらった。

寄稿

コロナ禍を乗り越える大学戦略
危機を如何に改革につなげるか

日本福祉大学学園参与
桜美林大学客員教授  篠田道夫

連載

コロナ下での意志決定
トップはいかに決断したか ②
遠隔授業の実施を決定
四国大学 松重学長に聞く