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平成30年4月 第2725号(04月25日)

特別企画

― 東京大学大学院 米ハーバード大学 吉見俊哉教授に聞く ―
米国に見る高等教育のあるべき姿
米国の大学 念入りな授業の作り込み
TAが授業 授業前に文献読み感想書く
日本の大学 科目数減らし、予習・復習を

 少子化に伴う18歳人口の減少が続く中、「大学の2018年問題」が大学関係者の間で深刻な問題になっている。頭打ちの大学進学率、4割の私立大学での定員割れ、政府で検討されている大学間の統廃合...学生の質の確保もこれまで以上に求められている。「大学とは何か」(岩波新書)、「文系学部廃止の衝撃」(集英社新書)などの著書がある吉見俊哉東京大学大学院教授でハーバード大学客員教授に、大学は今後、いかにあるべきか、その生き残り策を含めて話を聞いた。アメリカの大学事情にも精通しており、「日本の大学は淘汰の時代に入る。大学の使命は授業を通じて人を創ることであり、試験によって選別することでもない。生き残る鍵は授業の質」という主張は、大学関係者の間でも反響を呼んだ。インタビュアーは、日本私立大学協会常務理事・事務局長の小出秀文氏。

日本私立大学協会

研修会運営など協議
私大協会 学生生活委開く

 日本私立大学協会(大沼 淳会長)は4月16日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で、平成30年度第1回(通算第374回)学生生活指導研究委員会(担当理事=高柳元明東北医科薬科大学理事長・学長、委員長=濱田勝宏文化学園大学学長)を開き、今年度の同委員会研究課題・計画、学生生活指導主務者研修会実施などについて協議した。

日本私立大学協会

「重点課題研究」推進など了承
私大協会 大学教務委を開催

 日本私立大学協会(大沼 淳会長)は、4月20日、東京・市ヶ谷の日本高等教育評価機構内会議室で、平成30年度第1回(通算第314回)大学教務研究委員会(担当理事=笹津備規東京薬科大学学長、委員長=安井利一明海大学学長)を開催し、今年度の研究課題・研究計画、大学教務部課長相当者研修会等について研究・協議した。

国立教育政策研究所

予習・復習は平均5時間
大学生の学習実態に関する調査  専攻で学習時間に差

 国立教育政策研究所では、4月9日に「平成28年度大学生等の学習状況に関する調査研究」をまとめ公表した。同調査は、平成28年に全国の国公私立大学の学生(通信教育課程、外国人留学生等を除く)を対象とした約2万人から回答を得た。概要は次の通り。

日本経済団体連合会

"リカレント教育"大学に期待
経団連 高等教育アンケート 非会員企業は"地域人材育成"求める

 一般社団法人日本経済団体連合会は、このたび「高等教育に関するアンケート」を実施し、その結果を公表した。それによると、学生に求める能力は、文科系・理工系ともに「主体性」、「実行力」、「課題設定・解決能力」が上位となった。

連載

地域共創の現場 地域の力を結集する㉘

 西日本工業大学