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教育学術オンライン

平成24年9月 第2495号(9月5日)

大学・短大への進学率53.6%(対前年度0.3ポイント減少)
 女子学生120万人で過去最高
 学校基本調査速報(大学の学部学生数約0.3%減の256万人)

 文部科学省は、このほど平成24年度の学校基本調査速報(平成24年5月1日現在)を公表した。大学数は783校(前年度より3校増)で、大学の学生数(大学院を含む)は287万5828人(同1万7661人減)、そのうち学部学生数は256万1243人、大学院学生数は26万3317人であった。また、大学(学部)進学率〈現役〉は47.7%(前年度と同じ)だが大学と短大を合わせた進学率〈現役〉は53.6%(同0.3ポイント減)と低下している。なお、就職率については、2年連続で上昇した。

 
[中央教育審議会]

中教審総会「大学教育の質的転換」など答申
 文科大臣「入試の在り方、高校と大学の接続」を諮問

 中央教育審議会は8月28日、文科省内講堂において第82回総会を開き、「教員の資質能力の総合的な向上方策」(答申案)、「大学教育の質的転換に向けて」(答申案)のほか、初等中等教育分科会の「高等学校教育の課題の整理と検討の視点」(審議状況)、「第二期教育振興基本計画」(審議経過報告)、スポーツ・青少年分科会の「体験活動の推進の在り方」(中間報告案)等の多岐にわたる審議を行った。
 
[日本私立大学団体連合会]

被災学生の修学支援等訴える
 民主党文科部門会議 概算要求ヒアリング

 8月24日、衆議院第一議員会館において、第18回の民主党文部科学部門会議が開かれた。
 本年9月第一週目が予算概算要求締め切りとあって、この日、25年度概算要求等に向けた関係団体からの要望のヒアリングとなった。
 
[文部科学省]

短大学生数10年間で半減
 H24 学校基本調査(速報)

 1面記載の通り、学校基本調査速報が公表された。今年度の短期大学の学生数は14万2000人で、10年前の平成14年の26万7000人の半分に近い数となった。
 
 
[アルカディア学報]

大学教育と学修時間 中教審答申を批判的に読み解く
 大森 不二雄(首都大学東京 大学教育センター 教授)
 
[特集]

知の拠点から
 
 復興支援と学生の学び〜ソーシャルワーカーの“声”プロジェクトの試み〜
  関西福祉科学大学社会福祉学部社会福祉学科 准教授 遠藤洋二

  被災地の創造的復興を支援する大学〜技術開発・支援と地域連携教育の推進〜
  八戸工業大学社会連携学術推進室長 関 秀廣

  被災地における「エコノミークラス症候群予防運動指導」
  仙台大学副学長 地域健康づくり支援センター長 医師・教授 橋本 実
[特集]

男女共同参画 東京都市大の取組み
 
 ともに学ぶ場、ともに働く場を目指して
  東京都市大学 男女共同参画室 室長 岡田往子
[特集]

韓国の大学NOW
 
 途上国援助と学生の海外派遣 三育大はマレーシアで教育実習
  三育大学校日本語科助教授 山下大輔
 
[私立大学庶務課長会]

職員基礎研修会に205名
 私立大学庶務課長会が開催

 主に関東を中心とした私立大学約100校で構成される「私立大学庶務課長会(代表幹事:不破英明玉川学園総務部管財課長)」の職員基礎研修会が、去る8月8日・9日に、4月より新しくオープンした東京電機大学北千住キャンパスで開催された。

 
[日本学術会議]

学術会議「経営学」を公表
 分野別質保証の参照基準

 日本学術会議(大西 隆会長)は、8月31日、「大学教育の分野別質保証のための教育課程上の参照基準」の経営学分野について公表した。

 
[連載]

改革の現場  ミドルのリーダーシップ 25
 麻布大学
 
[連載]

高等教育の明日 われら大学人 〈26〉
 戸田奈津子さん(76)
 
[大阪工業大学]

人工衛星を打ち上げ
 大阪工大9月9日 初の電気推進エンジンで

 大阪工業大学(井上正崇学長、大阪市旭区)が学部・学科横断型で取り組んできた「大阪工業大学・電気推進ロケットエンジン搭載小型スペースシッププロジェクト(愛称PROITERES〈プロイテレス〉)」が9月にインドで打ち上げられることになった。

 
 

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