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教育学術オンライン

平成22年4月 第2397号(4月14日)

私大協会
 第1回「教育学術充実研究委」開く
 研究課題・協議会のテーマ等協議
 「教育情報の公開」で意見交換

  日本私立大学協会(大沼 淳会長)は、去る4月12日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、同協会の各種委員会の皮切りとして、第1回教育学術充実研究委員会(担当理事=中原 爽副会長、福井直敬武蔵野音楽大学理事長・学長)を開催し、同委員会の平成22年度の研究計画、私立大学の教育と学術研究に関する重要課題、平成22年度「教育学術充実協議会」の実施などについて協議した。また、協議の最後に、大学等の教育力の向上に資するための「教育情報の公開」について、文部科学省の担当官から説明があり、意見交換が行われた。

[日本学術会議]
「学術からの提言2010」取りまとめる
  日本学術会議(金澤一郎会長)は、4月5日〜7日にわたって開催された第157回総会において『日本の展望―学術からの提言2010』を取りまとめ、去る4月8日に川端達夫科学技術政策担当大臣に提出した。
 この度の提言は、2002年に同会議の取りまとめた報告書「日本の計画 Japan Perspective」における議論の方向を基礎として、さらに10〜20年後の学術及びその推進政策に対する長期的な考察である。この提言は、今後6年ごとに改訂しながら継続的に発信していくこととしている。
 提言は次の四章で構成される。
 ▽第1章「日本の展望―学術からの提言2010」の背景
 ▽第2章(社会的課題の解決)「21世紀の世界において学術研究が立ち向かう課題」
 ▽第3章(学術の営み)「21世紀の学術研究の動態と展望」
 ▽第4章「21世紀の日本における学術のあり方に関する提言」

 日本学術会議ホームページ 「日本の展望―学術からの提言2010」
[行政刷新会議]
「大学入試センター」など仕分け対象に
 23日から仕分け第2弾スタート

  昨年11月、予算の無駄使いを公開の場で洗い出した民主党の事業仕分けの第二弾が、4月23日からスタートする。同26日〜28日の合計4日間にわたって独立行政法人を対象に、また、5月下旬には政府系の公益法人を対象に行うことにしている。
 この度の仕分けでは、各機関の事業予算にとどまらず、事業の必要性、有効性、効率性、緊要性や事業主体(国、地方公共団体、独立行政法人、公益法人、民間事業者等)が適当かどうかなどの検証を行うとともに、公務員の天下りなども焦点となりそうだ。
 
[文科省]
図書館3000施設を突破 20年度文科省社会教育調査
 全国にある図書館が平成20年度、3000施設を超えたことが、文部科学省の社会教育調査で分かった。調査は3年に一度の実施。平成17年度の前回調査からの伸び率は6.2%であった。
 
[私学研修福祉会]
観桜会を開催
 
 4月5日、(財)私学研修福祉会(廣川利男理事長)は「私学観桜会」を東京・市ヶ谷の私学会館で開催。私学関係者ら約400人が出席し、憩いの一時を楽しんだ。

 
[駿河台大学]
山崎春之氏「お別れの会」
 
 1月13日に逝去された山崎春之(学)駿河台学園前理事長・駿河台大学名誉総長の「お別れの会」が、3月29日、東京・港区の青山葬儀所でしめやかに執り行われた。

[アルカディア学報]
新しい学生支援制度の提唱 各国の授業料・奨学金制度改革 
  客員研究員 小林雅之(東京大学大学総合教育研究センター教授)
 
[長岡大学]
学生が育つ「まちの駅」  長岡大が教育と“地域活性”に活用   
 
[連載]
決算書の基礎知識  財務を知って業務に活かす @
 「財務を読み解く 私学財政の役割や仕組みを知る」
 

  学校法人和洋学園常務理事・事務局長 石渡朝男
[連載]
高めよ 深めよ 大学広報力〈67〉 こうやって変革した64
 “カトカン改革”が成果
“初年次教育”導入

 嘉悦大学

[新刊紹介]
「大学経営起死回生のリーダーシップ」
  高木直二 訳

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