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平成24年10月 第2499号(10月10日)

私大協会
 第628回理事会
 25年度予算・税制改正要望など実現対策協議
 寄附税制 公共性が担保されている学校法人にPST要件不要
 大学教育の質的転換 財政基盤の確立へ 公財政支出の充実を

 日本私立大学協会(大沼 淳会長)は、去る9月28日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で、第628回理事会を開催した。議事では、平成25年度予算概算要求と私大関係税制改善対策の推進方策のほか、中央教育審議会の審議動向と対策問題、同協会の第137回総会(秋季)の運営などのほか、3大学の新加入についての協議が行われた。また、評議員登録変えに伴う理事の欠員、福島県郡山市で実施した日本私立大学団体連合会・日本私立短期大学協会主催の「東日本大震災の被災地におけるシンポジウム2012」、留学生担当者協議会、事務局長相当者研修会等の実施状況が報告され閉会した。その後、情報交換会が行われた。

 
[日本私立大学協会]

大学経理部課長相当者研修会を開催
 学校法人会計の特性、財政評価など協議

 日本私立大学協会(大沼 淳会長)は、去る10月3日から5日まで、神戸市の神戸ポートピアホテルにおいて、平成24年度(通算第49回)大学経理部課長相当者研修会を開催した。同研修会は、同協会の大学経理財務研究委員会(担当理事=小田一幸東京造形大学理事長、委員長=佐川秀夫文化学園大学理事・学園経理本部長)が準備を進めてきたもので、業務の経験年数、組織上の都合・目的等により、3コースから選択して研修に臨み、加盟393大学から400名超が参加した。
 
[政府]

田中文科大臣ほか副大臣・大臣政務官決まる
 野田第3次改造内閣

 野田佳彦第3次改造内閣で、文部科学大臣に田中眞紀子衆院議員が就任するとともに、このほど副大臣・政務官が決まった。
 
[文化庁]

文化力による地域と日本の再生
 審議会が提言 大学を活用したイノベーション

 文化審議会文化政策部会では9月28日、提言「最近の情勢と今後の文化政策〜東日本大震災から学ぶ、文化力による地域と日本の再生〜」を公表した。概算要求には「大学等を活用した文化芸術イノベーション」10億円も計上された。
 
[文部科学省]

教職員の精神疾患10年で3倍に
 メンタルヘルス対策検討会議が中間まとめ

 文部科学省の教職員のメンタルヘルス対策検討会議(座長=吉川武彦清泉女学院大学・清泉女学院短期大学学長)は10月3日、教職員のメンタルヘルス対策について(中間まとめ)を公表した。
 
[学校法人松商学園]

地域に根ざした教育
 松本大学10周年
 学校法人松商学園が記念式典

 学校法人松商学園は去る9月23日、長野県松本市の同大学において、同法人が設置する松本大学の創立10周年及び松商短期大学部創立60周年記念式典と記念パーティを開催した。
 
[アルカディア学報]

突き当った深層 大学改革は新しい段階に
 客員研究員 金子元久(筑波大学大学研究センター教授)
 
[全国大学コンソーシアム協議会]

“魅力的な地域社会の創造”テーマに
 全国大学コンソーシアム協議会の研究交流フォーラム

 全国大学コンソーシアム協議会は9月1日、2日、神奈川県相模原市のグリーンホール相模大野と相模女子大学を会場に、全国大学コンソーシアム研究交流フォーラムを開催した。9回目となるこの度のフォーラムのテーマは「活力あふれる魅力的な地域社会の創造―10年後の日本を担うきみたちへ―」。全国から471名が参加した。

 
[文部科学省]

法科大学院への公的支援
 文科省が見直し措置

 文部科学省は、深刻な課題を抱える法科大学院について、自主的・自律的な組織見直しを更に促進する観点から、このたび、現行の公的支援の更なる見直し措置を講じることとした。対策は次のとおり。

 
[連載]

改革の現場 ミドルのリーダーシップ 27
 高千穂大学
 
[連載]

大学は往く 新しい学園像を求めて〈56〉
 桐蔭横浜大学
 
 

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