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教育学術オンライン

平成24年1月 第2467号(1月11日)

私大等経常費3263億円(前年度比1.7%増)など
 平成24年度 政府予算案決まる
 私学助成関係予算4518億円(前年度比3.4%増)

 政府は、平成24年度予算案を昨年12月24日に閣議決定した。文部科学省の文教関係予算は4兆2737億円(うち復興特別会計分1642億円)で、対前年度1096億円(2.6%)増となった。私学助成関係予算は全体で4518億円、対前年度149億円(3.4%)増となり、7年ぶりの増額。私立大学等の経常費補助は3263億円、対前年度54億円(1.7%)増。私立高校等経常費助成費等補助は1005億円、対前年度3億円(0.3%)増。そのほか、私立学校施設・設備の整備の推進は218億円で対前年度61億円(38.8%)増、新規の私立大学教育研究活性化設備整備事業の推進は31億円などとなった。

[政府]

私学団体要望事項 寄附税制検討課題に
 24年度税制改正大綱

 平成24年度の税制改正大綱が昨年12月10日に閣議決定され、私学団体が要望していた市民公益税制は、今後の検討事項とされた。

 
[年頭所感]

平成24年 年頭所感 「分厚い中間層」の復活を
 野田内閣総理大臣

 
[文部科学省]

文科事務次官に森口氏
 文科省人事

 中川正春文部科学大臣は、昨年12月27日、清水 潔事務次官の勇退に伴い、後任に森口泰孝文科審議官を充てるなどの人事を発表し、閣議で承認された。1月6日付で発令する。

 
[政府]

私学教職員の共済制度一元化の内容検討へ
 社会保障・税一体改革素案

 1月6日、政府・与党の社会保障改革本部は、社会保障・税一体改革素案を決定し、閣議報告された。

 
[年頭所感]

平成24年 年頭の所感
 震災を乗り越え「元気な日本」を構築するために

 文部科学大臣 中川正春

 
[アルカディア学報]

オンリーワンの道 日中韓の留学生政策から 第50回公開研究会での議論
 研究員 米澤彰純(名古屋大学大学院国際開発研究科准教授)

 
[科学技術政策研究所]

大学教員の研究活動は減少 科学技術政策研究所が調査 
 科学技術政策研究所では、このたび、大学教員の研究活動にはどのような変化が起きているのかを考察した報告書「減少する大学教員の研究時間」を公表した。それによると、2002年の調査時、全大学学部の教員一人当たり年間平均研究時間割合は47.5%と職務時間全体の約半分を占めていたが、2008年調査では36.1%と、11.4ポイント減少した。
 
[関西国際大学]

学習支援策を振り返る
 関西国際大がフォーラム 

 関西国際大学(濱名篤学長)は、12月3日、尼崎キャンパスにおいて、大学教育推進プログラム/戦略的大学連携支援プログラムGP公開合同フォーラム「教授過程・学習過程の構造化と学習成果〜学習支援型IRと科目クラスター化の成果と可能性」を開催した。
 
[連載]

教員養成にとって哲学とは何か―教育哲学からみた教員養成 (1) 
 京都大学大学院・教育学研究科・准教授(教育哲学、教育思想史) 山名 淳 
 
[連載]

高等教育の明日 われら大学人〈18〉
 谷村新司さん(63)

 
[東京電機大学]

地元も歓迎ムード一色
 東京電機大学 東京千住キャンパスの竣工式 

 東京電機大学(古田勝久学長、千代田区神田錦町)が足立区千住に建設中だった東京千住キャンパスの建物が完成、11日、定礎式と竣工式が行われた。

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