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平成21年12月 第2384号(12月16日)

就職・採用活動で情報交換
  全国就職指導ガイダンス

 文部科学省・就職問題協議会・(独)日本学生支援機構・(社)日本経済団体連合会は、雇用の確保を推進する政府の「緊急雇用対策」の実施もあり、去る11月30日、神戸市の神戸ポートピアホテルにおいて、「平成21年度第2回全国就職指導ガイダンス」を開催。
 このガイダンスは、大学・短期大学・高等専門学校卒業予定者の就職・採用活動について、学校側、企業側の双方が一堂に会して情報交換し、学生の就職機会の均等の確保と就職指導の充実を目的に実施された。
 当日は、大学等と企業等の563機関から775人が参加した。
 ガイダンスは、(独)日本学生支援機構の梶山千里理事長の開会の挨拶の他、文科省の加藤重治大臣官房審議官の挨拶があり、引き続いて講演、事例紹介等が次々と行われた。
 主な内容は次のとおり。
 ○第一部 全体会
 ▽講演「学生の就職・採用活動について」/就職問題協議会(大橋秀雄搓H学院大学理事長)、專本経済団体連合会(遠藤和夫労働政策本部主幹)
 ▽事例紹介@「学生気質の変化に応じた進路支援」(川合 徹京都産業大学進路センター事務部長)、A「人間力を追求した就職支援」(笹田茂男福岡工業大学学生部事務部長)、B「無形の価値を創造する組織に求められるもの セコム株式会社の行動規範(企業理念)と採用、人材育成」(岡村崇宏セコム株式会社人事部人材採用室室長)、C「日本新薬における採用活動、そして人材育成への流れ」(金子丈二日本新薬株式会社人事部採用・研修課課長)
 なお、事例紹介後に厚生労働省、経済産業省から担当官による緊急雇用に対応した行政説明が行われた。
 ○第二部 情報交換会
 会場を移しての情報交換会では、企業ごとのブースのほか、厚生労働省による新卒者就職支援情報提供ブースが設けられ、学校側の就職指導担当者らが個別に面談する形で行われ、盛会裏に終了した。

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