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平成21年8月 第2370号(8月19日)

中教審大学分科会
  人材要請需要・質保証を視点に
  大学行財政部会が初会合

 中央教育審議会大学分科会の大学行財政部会の初会合が、去る8月5日、文科省内の会議室で開かれた。
 大学分科会では、「中長期的な大学教育の在り方」について、すでに質保証システム部会等の四つの部会や委員会での審議を行っており、6月には、それらの審議状況を「中長期的な大学教育の在り方に関する第一次報告〜大学教育の構造転換に向けて」として取りまとめている。
 このたび開かれた大学行財政部会では、第一次報告の他の部会等の議論を視野に入れながら、次の論点について審議していくことになった。
 ク全国レベルと地域レベルのそれぞれの人材養成需要に対応した大学政策の在り方=@歴史的経緯や諸条件を踏まえた現状を全国レベル及び地域レベルにおける計画的な人材養成の現状と意義、A国公私立大学の設置形態別の役割と大学間の連携、B関連して、国公私を通じた大学の機能別分化と大学間の連携の在り方など。
 ケ大学教育の国際的な質保証に関し、我が国に期待される役割
 〈部会委員〉
 ▽委員=(部会長)小宮山 宏(東京大学総長顧問、鮪O菱総合研究所理事長)、荻上紘一(独)大学評価・学位授与機構教授)、金子元久(東京大学大学院教育学研究科教授)
 ▽専門委員=石 弘光(放送大学長)、板倉敏和(長野県副知事)、小原芳明(玉川大学長・玉川学園長)、草間朋子(大分県立看護科学大学理事長・学長)、佐々木 元(日本電気俣チ別顧問)、田中愛治(早稲田大学政治経済学術院教授、教務部長)、柘植綾夫(芝浦工業大学学長)

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