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平成21年4月 第2356号(4月15日)

“グローバル30”委開く
  留学生30万人計画に向け

 去る4月9日、東京・霞が関の東海大学校友会館において、第1回「国際化拠点整備事業(グローバル30)プログラム委員会」(座長=黒田壽二金沢工業大学学園長・総長)が開催された。
 同事業は、英語による授業等の実施体制の構築や、留学生受け入れに関する体制の整備、戦略的な国際連携の推進等、我が国を代表する国際化拠点の形成の取組を支援することにより、留学生と切磋琢磨する環境の中で国際的に活躍できる高度な人材を養成すること等を目的としている。
 対象は、国公私立大学のうち、留学生の受入人数が、大学全体で300人以上、海外拠点を一箇所以上運営している実績がある大学。平成21年度の選定件数は12件程度。提出された申請資料による@書面審査、Aヒアリング審査の二段階審査を経て決定する。
 会合では、公募要領(案)及び審査方法等について審議が行われた。事務局からの説明に対し、確認が行われたほか、委員からは、「今年度は、国際化の拠点としてリードしていく大学を選定することとなっているが、来年度以降は多様性を重視した選定となるよう工夫が必要」など、多くの意見が出された。

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