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平成21年2月 第2347号(2月4日)

私学振興の懇談会開く 塩谷文科大臣ら出席

 全私学連合(安西祐一郎代表)は、去る一月二十七日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、「私学振興に関する懇談会」を開催した。
 同懇談会は、平成二十一年度の私立学校関係政府予算ならびに税制改正など、私学振興の成果に対して謝意を表する目的で開かれ、与党の文教関係国会議員のほか議員秘書等約八二名、さらに文部科学省から塩谷立大臣をはじめ幹部多数が出席した。
 はじめに安西代表が「昭和五十年に私学振興助成法を議員立法で創設していただいて以来、私学関係予算に対してご支援いただいている。私学を国会議員の先生方がリードして下さったことを私学人は忘れていない」と述べるとともに、「二十一年度予算編成において、当初の“▲三%をはねのけて▲一%”に止め、さらに地域振興を担う全国の私学に光を当てていただいた」と、幼稚園から大学までの私学を代表して感謝の言葉を述べた。続いて、来賓を代表して自民党の渡海紀三朗文教制度調査会長が「私学は建学の精神に則って、全国で地域活性化の役割を果たしていただいている。今後も独自の工夫でがんばっていただきたい」などと挨拶した。
 また、国会開会中であり超多忙な中かけつけた塩谷大臣は「資源の乏しい我が国では“人”こそが財産。将来に向けての人材育成こそ教育の役目であり、私学が果たす役割は大きい。厳しい情勢ではあるが、互いにがんばっていきましょう」と語った。
 挨拶の後、日本私立中学校高等学校連合会の吉田晋会長の音頭で乾杯し、和気藹々とした雰囲気の中で懇談が行われた。

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