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平成20年7月 第2325号(7月23日)

高等学校1人当たり116.7万円 地方教育費調査等の中間報告

 文部科学省は、この度、平成十八年会計年度の「地方教育費調査」及び平成十九年五月一日現在の「教育行政調査」の一部を公表した。両調査は、大学・短期大学を除く公立の学校・都道府県及び市町村教育委員会を対象に行われたものである。両調査の概要は次のとおり。

〈地方教育費調査〉
 学校教育、社会教育、生涯学習関連、教育行政のために地方公共団体から支出された経費の総額は、一六兆六六四八億円で前年度より三二九九億円減少(対前年度伸び率△一・九%)し、一〇年連続の減少となった。
 総額の八三%を占める学校教育費は、一三兆八二五四億円(対前年度伸び率△〇・九%)で五年連続の減少。在学者一人当たりの学校では教育費(表参照)は、小学校では八八万九〇〇〇円で、四年連続の減少。中学校では一〇三万四〇〇〇円で、二〇年ぶりの減少であった。
 高等学校(全日制課程)においては、平成十八年度の在籍者数は約二三四万人(対前年度約七万八〇〇〇人の減少、伸び率△三・三%)であったが、在学者一人当たりの学校教育費は一・六%の増加となり、一一六万七〇〇〇円であった。
 なお、学校教育費は、教員給与、事務職員給与等、教育活動費、管理費などの消費的支出が全体の八四%を占め、土地費や建築費などの資本的支出が八・八%、債務償還費が七・一%となっている。
 社会教育費は、一兆八六一〇億円(対前年度伸び率△八・九%)で、一〇年連続の減少であった。
〈教育行政調査〉
 平成十九年度の市町村教育委員会数は、市町村の合併により、前回(平成十七年度)より五九二少ない一九三二教育委員会であった。女性教育委員の割合は、市町村教育委員会では、三〇%、都道府県教育委員会では三二・三%となっており、いずれも前回より増加している。教育委員会への保護者の登用状況は、市町村教育委員会では一四・七%となり、前回より〇・二ポイント上昇。都道府県教育委員会では一八・五%となり、前回より二・二ポイントの上昇であった。
 市町村の教育委員会では、女性教育長の割合は二・四%、保護者である教育長の割合は三・三%となり、いずれも前回より減少。また、指導主事数(充て指導主事を含む)は前回より増加し五三四五人で、配置率は過去最高の五二・九%となった。

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