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平成20年5月 第2317号 (5月28日)

世田谷キャンパス新校舎披露

 学校法人国士舘大学(佐伯弘治理事長)は、去る五月十八日(日)、東京・世田谷の同大学世田谷キャンパス梅ヶ丘校舎において、同大学の内外関係者約二〇〇名が出席して、梅ヶ丘校舎教育棟竣工披露祝賀会を挙行した。
 同校舎は、国士舘創立一〇〇周年記念事業の中核として竣工したもので、“学生に、地域に、地球に優しい梅ヶ丘校舎”として、エネルギーや二酸化炭素を削減するなど地球環境にも配慮するとともに、制振構造を採用し災害時には広域避難所として地域に貢献する。まさに、国士舘の新しいシンボルとして、未来への先進性、社会への開放性、地域・環境との調和を目指すものとなっている。
 具体的には、屋上緑化、クール・ヒートトレンチの使用、災害用マンホールトイレ(仮設トイレ)等の設置である。
 祝賀会では、はじめに佐伯理事長が、国士舘発展の経緯とともに、「これまで鶴川キャンパス(東京・町田市)で行ってきた政経・文・法学部の教養課程の授業、さらに現工学部を合わせて四学部と大学院も含めて、一貫して梅ヶ丘校舎で行っていきます。この地を基点に、さらなる未来を切り拓こうとするものです」と抱負を語った。
 続いて来賓からは、文部科学省の磯田文雄高等教育局私学部長、熊本哲之世田谷区長、越智たかお衆議院議員がそれぞれ祝辞を述べ、香川達男日本私立大学協会常務理事(女子栄養大学理事長)の音頭による乾杯の発声の後、和やかな祝宴が催された。
 祝宴では、世田谷六大学コンソーシアムなど、関係大学大学長の祝辞や祝電等が披露され、若林克彦学長の挨拶で盛会裏に閉会した。

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