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平成19年1月 第2258号(1月10日)

2事業で新規決定 社会技術・戦略的創造の研究事業

 科学技術振興機構は、昨年末に、次の二事業のプロジェクト決定と研究総括の決定を行った。
 ○社会技術研究開発事業(社会が直面する諸問題の解決を図ることで人々の安寧を目指す研究)平成十八年度新規採択研究代表者及び研究開発プロジェクト
 研究開発プログラム「ユビキタス社会のガバナンス」(代表者氏名、機関・所属部署・役職名、研究開発プロジェクト名)―▽林紘一郎(情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科副学長・教授)企業における情報セキュリティの実効性のあるガバナンス制度のあり方、▽林 春男(京都大学防災研究所教授)危機に強い地域人材を育てるGIS活用型の問題解決塾、▽福田 豊(電気通信大学人間コミュニケーション学科教授)市場と非市場を繋ぐ価値転換システムに関する研究、▽藤田伸輔(千葉大学医学部附属病院地域医療連携部助教授)医療情報のユビキタスについての社会学的検討
 研究開発プログラム「二十一世紀の科学技術リテラシー」―▽大島まり(東京大学大学院情報学環教授)先端研究者による青少年の科学技術リテラシー向上、▽大塚裕子((財)計量計画研究所言語情報研究室研究員)自律型対話プログラムによる科学技術リテラシーの育成、▽西條美紀(東京工業大学統合研究院教授)科学技術リテラシーの実態調査と社会活動傾向別教育プログラムの開発、▽信原幸弘(東京大学大学院総合文化研究科助教授)文理横断的教科書を活用した神経科学リテラシーの向上
 ○戦略的創造研究推進事業
 ICORP(国際共同)型研究における平成十八年度研究領域および研究総括の決定(研究領域、研究総括、研究期間、戦略目標)―▽RNAシンセティック・バイオロジー(井上 丹京都大学大学院教授(日本側)、エリック・ウェストホフ・ルイパスツール大学分子細胞生物学研究所教授(フランス側))平成十八年十二月〜平成二十四年三月、医療応用等に資するRNA分子活用技術(RNAテクノロジー)の確立、▽ATP合成制御(吉田賢右東京工業大学資源化学研究所教授(日本側)、グレゴリー・クック・オタゴ大学微生物・免疫学科準教授(ニュージーランド側))平成十八年十二月〜平成二十四年三月、代謝調節機能解析に基づく細胞機能制御に関する基盤技術の創出

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