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平成21年11月 第2379号(11月4日)

“継承・創造・発展”
  (学)比治山学園創立70周年

 (学)比治山学園(間所 了理事長)は、10月11日、広島市内のホテルで学園創立70周年記念式典・記念講演・祝賀会を“継承・創造・発展”をテーマに盛大に挙行し、来賓や同窓生、学園教職員等関係者600人余が出席した。
 間所理事長は、式辞で、「学園は、昭和14年広島文理科大学・広島高等師範学校の女子教育実習校として産声を上げた広島昭和高等女学校に始まる。戦前、戦中、戦後と学園運営は困難を極めたが、昭和16年広島県師範学校から迎えた第三代校長国信玉三が科学的発想と社会の寓意に富んだ数多くの教えを生徒に聞かせた。その中から学園の建学の精神“悠久不滅の生命の理想に向かって精進する”が導き出され、教育実践の為の道標として“正直・勤勉・清潔・和合・感謝”の五訓が定められた。戦後発足した短期大学、大学、大学院、幼稚園を通じてこれらの教えを推進し多数の有為の人材を社会に送り出して来た。今後とも役員、教職員一丸となって地域から求められる学園の創造発展に渾身の努力をする」との熱い決意を語った。
 その後、高橋 超学長、赤木昌彦校長の挨拶のほか、村田善則文部科学省私学行政課長による文部科学大臣祝辞、城納一昭広島県副知事祝辞と続いた。
 休憩ののち、坂東眞理子昭和女子大学学長による記念講演「これからの社会人の品格」が行われ、続く祝賀会では、間所理事長の挨拶の後小出秀文日本私立大学協会事務局長、林正夫広島県議会議長、山中幸平広島県私立中学高等学校協会会長が祝辞を述べた。藤田博之広島市議会議長の乾杯や学園伝統の合唱曲「ほろほろと」が満場余すところなく歌われたのち,先本啓子同窓会代表の学園の未来に続く発展への期待の言葉で締めくくられた。

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