平成21年9月　第2373号（9月9日）

■川並記念図書館グランドオープン
　 聖徳大学

　(学)聖徳学園（川並弘昭理事長・学園長）は、去る9月5日、千葉県松戸市の同大学川並香順記念講堂で、4月に竣工した新一号館・川並記念図書館グランドオープンの記念式典・祝賀会を学園の内外関係者多数が出席して盛大に挙行した。
　開会の挨拶で川並理事長・学園長は、「旧一号館・図書館が老朽化し、補強工事の検討をしたが、思いきって建て替えようと決意した。「保育の聖徳」として一つの道しるべはかくあるべきだ、との思いから、図書館の充実を目指し、日本一の広さを誇る図書館とし、全体で蔵書も50万冊を備えた。100万冊までの書架を用意しており、5階のこども図書館には幼児・児童向けに約1万冊を所属している。ぜひ見学していただきたい」と永年の願いがかなった充実感をにじませるとともに、学園全体の知の基幹として活用し、今後一層の人材育成に邁進したいとの決意を述べた。
　来賓祝辞には倉田寛之元参議院議長、川井敏久松戸市長らが登壇するとともに、デザインや設計のコンセプト等が関係者から説明された。式典の終了後には、会場を移しての祝賀会も催された。
　同図書館の主な概要は、▽8階「天空の館」（プレゼンテーション・ルーム、ラウンジ、聖徳博物館、貴重書展示ラウンジ）、▽5階「集いの園」（閲覧ラウンジ、こども図書館）、▽3階「探求の深海」（書庫、香順メディアホール）など。