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平成21年5月 第2360号(5月27日)

21年度事業計画など決定
九州支部春季総会を開催

 日本私立大学協会の九州支部(支部長=中村量一中村学園大学理事長)は、去る5月19日、久留米萃香園ホテルにおいて、平成21年度春季総会を開催。平成20年度の事業報告ならびに収支決算を承認するとともに、平成21年度の事業計画と予算を決定した。同総会には、支部所属の44大学から34大学67名が参加した。

 協議では、@支部役員の選任、A平成20年度事業報告ならびに収支決算、B平成21年度事業計画ならびに収支予算、C平成21年度九州支部秋季総会について、いずれも全会一致で承認された。
 続いて、学校法人立命館の本間政雄副総長が「これからの大学経営を考える」と題して講演を行い、効率的な大学経営の実現等について述べた。
 私大の経営戦略を立案し、効率的・効果的に実現していくために、@経営スタッフの明確なビジョンと戦略計画構想力、A中間管理職の調査・分析力、執行力等、B学部長と補佐スタッフのボトム・アップ力、C官僚制の弊害に捉われない意欲の高い職員、D教員と職員それぞれの持ち味を出すことのできる協力、分業体制、これを支える相互理解、E「経営企画室」の設置(経営と共学に関する「事実とデータ」の蓄積と分析)が必要であると述べた。また、大学経営スタッフや補佐スタッフの育成について、部局ごとの事業計画制を導入し、毎年度また中期(4〜6年)の目標・計画を設定し、実績評価により部局配分予算を増減すること等を挙げた。
 懇談会では、和やかな雰囲気の中で情報交換が行われ、総会は終了した。

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