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平成20年11月 第2340号(11月26日)

就職・採用活動で情報交換 全国就職指導ガイダンス

 文部科学省・就職問題懇談会(独)日本学生支援機構では、去る十一月十八日午後一時から、神戸市の神戸ポートピアホテルを会場に、「平成二十年度第二回全国就職指導ガイダンス」を開催した。
 このガイダンスは、学生の就職・採用活動について学校側、企業側の双方が一堂に会して情報交換を行うことによって、現下の世界的な経済不況の中で学生の就職機会の均等の確保と就職指導の充実に資することを目的に、(社)日本経済団体連合会の後援の下で実施された。
 当日は、大学・短期大学・高等専門学校の就職指導関係者のほか、大学等関係団体、企業等採用担当者及び企業等関係五九五団体等から七六九名が参加した。
 ガイダンスは、はじめに(独)日本学生支援機構の梶山千里理事長の開会の挨拶の他、文科省の久保公人大臣官房審議官の挨拶があり、引き続いて講演、事例紹介が次々と行われた。
 主な内容は次のとおり。
 ▽講演@「学生の就職・採用活動について」=渡部直樹氏(就職問題懇談会委員、慶應義塾大学学生総合センター副センター長兼就職部長、商学部教授)
 ▽講演A「学生の就職・採用活動について」=田中恒行氏((社)日本経済団体連合会労政第一本部雇用管理グループ長)
 ▽事例紹介@「甲南大学におけるキャリア教育とキャリア支援」=石井 昇氏(同大学キャリアセンター所長)
 ▽事例紹介A「アメーバ経営の実践による組織力強化と人材育成の取り組みについて」=大西 実氏(京セラ(株)総務人事本部人事企画部人材開発部責任者)
 これらの講演、事例紹介の後、会場を移し、企業側のブースが設けられ、学校側の就職指導担当者らが個別に面談する情報交換会が行われ、盛会裏に終了した。

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