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平成20年11月 第2337号(11月5日)

予算・税制改正要望で表敬訪問
  塩谷文科大臣・河村官房長官・細田自民党幹事長など

 全私学連合(安西祐一郎代表)は、去る十月二十日、文部科学省に塩谷 立大臣をはじめ、松野博一副大臣、萩生田光一政務官を表敬訪問するとともに、平成二十一年度の私学関係予算及び税制改正の要望を説明し、理解を求めた。
 塩谷大臣は「私学の良さを活かし、個性を伸ばす教育に邁進してほしい。残念ながら定員割れが話題になっているが、各地域との関わりの中で役割を担うなど知恵を出してがんばっていただきたい。私学振興助成法も今のままではなく、何か新しい仕組み等ができればと考えている」などと語った。また、松野副大臣は「政情の定まらない時期であり、取り組み方が難しい。しかし、私学助成は少しでも底上げしていかなければ…」などと理解を示した。さらに萩生田政務官は「ノーベル賞受賞者を見ても、教育・学術の成果は、市場経済とちがってすぐに出るものではない。人間形成については私学に大いに期待したい」と応えた。
 また、私立大学団体連合会は、二十二日と二十三日、安西同連合会会長が自民党本部に笹川 堯総務会長と細田博之幹事長を表敬訪問し、私立大学関係の予算要望を中心に要請活動を展開した。笹川総務会長は「国立と比べて、私学への助成は少ない」などと述べた。三十一日には首相官邸に安西会長、大沼・白井両副会長らが河村建夫官房長官を表敬訪問した。

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