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平成20年7月 第2325号(7月23日)

東京理大など6件選定 国際化加速プログラム

 文部科学省は、このほど「平成二十年度大学教育の国際化加速プログラム(国際共同・連携支援(総合戦略型))」の選定結果を公表した。
 この事業は、各大学の国際化を目指した戦略・構想に基づき、教育内容・水準の向上や学生と留学生の切磋琢磨する環境の創出など我が国の高等教育の国際競争力の強化や国際的通用性・共通性の向上を図る取組を支援するもの。「国際共同・連携支援」には、総合戦略型と交流プログラム開発型の二つの支援プログラムがあり、このたび採択された総合戦略型は、海外大学との単位互換、ダブル・ディグリーなどの相互連携、英語による体系的な教育プログラムの開発・実施など、各大学の国際化戦略に基づいた総合的体系的な取組を支援する。
 選定校は全申請三三件のうち六件で、東京理科大学のほか、北海道大学、東北大学、長岡技術科学大学〈以上、単独申請〉、東京医科歯科大学(お茶の水女子大学)、九州大学(東京農工大学、神戸大学)〈以上、共同申請〉であった。
 なお、申請状況は、単独申請が、国立大一六件、公立大一件、私立大一一件、共同申請が五件であった。
 選定された六件の取組名称は次のとおり。
 e東京理科大学:総合的な国際連携に基づく理工学教育拠点形成
 e北海道大学:国際教育連携を加速させる総合支援機能構築
 e東北大学:欧州の大学との国際共同教育プログラム
 e長岡技術科学大学:日墨米三国協働による技術者養成プログラム
 e東京医科歯科大学:異分野融合型疾患生命科学教育の国際連携
 e九州大学:アジア農学教育の国際プラットフォーム形成

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