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平成20年3月 第2309号(3月26日)

中世都市・博多を掘る
  大庭康時 佐伯弘次 菅波正人 田上勇一郎 編

 福岡市教育委員会による博多遺跡群の発掘調査が始まったのは、一九七七年のことである。当時進行していた高速鉄道(地下鉄)建設に伴う調査だった。
 七七年の発掘当初から多くの遺構と遺物が発見され注目を集めた。特に中国の陶磁器を中心とする貿易陶磁が大量に出土した。
 同書は、福岡市教育委員会埋蔵文化財課の職員が中心となり、総勢二八名の研究者や関係者が結集し、「博多遺跡群発掘三〇周年」を記念して作られたもの。
 第I章は、博多の総括と都市構造について、第II・第III章では博多を特徴づける貿易関係の論文と関連記事を、第IV章では博多での都市生活を物語る遺物を中心に、第V章では博多に生きた人々を考えるため、職人に関わる記事を、第VI章では人々の心性に関わる信仰・習俗に関する事柄が記述され、一般の目に触れることの少ない貴重な写真・図版約四〇〇点がフルカラーで紹介されている。


中世都市・博多を掘る

 B5判変型 256頁
 定価 3,780円(税込み)
 発行所:海鳥社
 TEL:092-771-0132 FAX:092-771-2546
 http://www.kaichosha-f.co.jp

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