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平成20年3月 第2308号 (3月12日)

高等教育機関におけるTOEICの活用状況

 (財)国際ビジネスコミュニケーション協会(渡辺弥栄司会長)は、同協会で実施・運営しているTOEICテストの、二○○七年度の高等教育機関での入学試験や単位認定における活用状況を調査、このほど結果をまとめ三月十一日に公表した。調査対象は、全国の高等教育機関一七六九校(大学院六一八校、大学七二一校、短期大学三六八校、高等専門学校六二校)。
 同調査によると、入学試験(推薦入試、AO入試含む)や単位認定において、TOEICテストを活用している高等教育機関は、大学院一三四校、大学四三五校、短期大学一一四校、高専四七校の計七三○校で、全国の高等教育機関の約四割が活用している。特に、高専では約七割が、大学では約六割が活用していることがわかった。
 また、各内訳をみると、入学試験において活用していると答えた学校は前年から四五校増えて、四八八校となった。単位認定において活用していると答えた学校も前年より四七校の増加で、四三五校となった。
 同協会では、活用増の背景には理系学部での導入の広まりがあるとしている。

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