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平成19年12月 第2298号(12月19日)

"地域に根ざした教育を" 創立100周年記念

 (学)志學館学園(志賀壽子理事長)は、十一月十八日に学園創立一○○周年記念式典を志學館中・高等部体育館で、記念祝賀会を鹿児島市内の城山観光ホテルでそれぞれ挙行した。
 記念式典は、学園内外関係者のほか、各設置校の学生・生徒・園児ら合わせて約一四○○名が出席して開式した。志賀理事長が式辞で同学園一○○年の歴史を振り返り、先人たちの功績を述べるとともに、「歴史や伝統に安閑とすることなく、一○○周年を新たな出発点ととらえ、今後も教職員一同さらに精進し、学生・生徒・園児および地域の皆様から厚い信頼を得られるような教育を目指す」と抱負を語った。
 続いて祝辞では、渡海紀三朗文部科学大臣(代読:鈴木敏之文科省企画官・室長)、伊藤祐一郎鹿児島県知事、日本私立大学協会の大沼 淳会長(代読:小出秀文同協会事務局長)、鹿児島県私立中学高等学校協会の正村幸雄会長らより「志學館学園は長年にわたり地域に優秀な人材を輩出してきた。今後も地域に根ざした有為な人材の育成に期待する」との激励の言葉が送られた。また、学園在学生を代表して、志學館高等部代表者が「一〇〇年の伝統をもつ学園に在学していることを誇りに思い、新たな歴史を築いていきたい」と述べ、最後に志學館中・高等部生徒約七○○名によるハレルヤコーラスが披露され、閉式となった。
 その後、会場を移しての祝賀会では、森 博幸鹿児島市長、日本私立短期大学協会の川並弘昭会長(代読:山内昭人九州支部長)らの祝辞、東京家政大学の片岡 輝学長の乾杯と進み、島唄の演奏や鹿児島の踊り「おはら節」が「ヤング踊り連」により披露され、賑やかなうちに幕を閉じた。

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