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平成19年11月 第2295号(11月14日)

「教育は愛なり」で80年 記念式典・祝賀会を挙行

 学校法人広島国際学院(鶴 素直理事長)は去る十月三十一日、広島市内のホテルにおいて、創立八〇周年記念式典及び祝賀会を挙行した。式典には、広島国際学院大学、同自動車短期大学部、広島国際学院高等学校の教職員を始め、学内外の関係者を含め七〇〇人余りが参加した。
 はじめに、鶴理事長から挨拶があり、「八〇年前、筆舌に尽くしがたい苦難の中で自分の持てるものを与え尽くそうと、創立者である鶴 虎太郎は本学院を興しました。私達は創立者の実践から生まれた建学の精神『教育は愛なり』を心として、学生生徒一人ひとりを大切にする教育研究活動を展開してまいります。時代の先端的教育を行い、二十一世紀が真に必要とする優れた人材を輩出して、わが国の文化の向上と科学技術の発展に貢献したいと願っています」と述べた。続いて、広島国際学院大学の今村 詮学長と広島国際学院高等学校の長野政義校長もそれぞれ挨拶した。その後、藤田雄山広島県知事、石田恒夫日本私立大学協会副会長、山中幸平広島県私立中学・高等学校協会会長が祝辞を述べた。
 式典に続き、東京大学名誉教授で解剖学者の養老孟司氏による「『バカの壁』を超えて」と題した特別記念講演が行われた。話題は脳科学から環境、文化論にまで及び、聴衆を魅了した。
 講演後、祝賀会が催され、林 正夫広島県議会議長と小出秀文日本私立大学協会事務局長の祝辞に続いて、角廣 勲広島銀行取締役頭取が乾杯の音頭を取り、参加者らは喜びを分かち合った。

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