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平成19年10月 第2290号(10月3日)

中高一貫教育校の設置 19年度は257校

 文部科学省は八月に、平成十九年四月現在(同年四月一日調査)の中高一貫教育校の設置・検討状況の調査結果を発表した。
 中高一貫教育制度は、これまでの中学校・高等学校に加えて、生徒や保護者が中高一貫教育も選択できることとし、平成十一年四月から制度化された。
 中高一貫教育校数は、二五七校(前年度二〇三校)で内訳は中等教育学校三二校、併設型一四七校、連携型七八校だった。
 国公私立別では、国立は中等教育学校(以下中等)が三校、併設型(同併設)が一校、連携型(同連携)〇校の計四校。公立は中等が一七校、併設が五五校、連携が七七校の計一四九校。私立は中等が一二校、併設が九一校、連携が一校の計一〇四校。
 なお、平成二十年度以降に設置が予定されている中高一貫教育校は三四校(中等八校、併設二三校、連携一校、設置形態未定二校)となっている。
 ○中高一貫教育校の種類
 @中等教育学校―一つの学校として、六年間一体的に中高一貫教育を行う。
 A併設型の中学校・高等学校―高等学校入学者選抜を行わずに、同一設置者による中学校と高等学校を接続する。
 B連携型の中学校・高等学校―異なる設置者による中学校と高等学校が教育課程の編成や教員・生徒間の交流等の連携を深める形で中高一貫教育を実施する。

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