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平成19年9月 第2289号(9月26日)

更なる科学技術の発展に貢献 100周年記念式典挙行

 学校法人東京電機大学(加藤康太郎理事長)は、去る九月十一日、創立一○○周年の記念式典・記念講演を東京・千代田区の日本武道館で、また、記念祝賀会は会場を移して帝国ホテルでそれぞれ盛大に挙行した。
 記念式典は、学園内外の関係者のほか、東京電機大学中学校・高等学校・大学の生徒・学生ら五五○○余名が出席のもと開式し、初めに加藤理事長が挨拶に立ち「一九○七年(明治四十年)に扇本真吉、廣田精一の二人によって“工学教育の普及こそ国家の発展のもとである”との見識のもとに私立電機学校が創立され、二○○七年(平成十九年)九月に創立一○○周年を迎えました。この間、昭和二十三年の電機学園高等学校の設置、同二十四年の東京電機大学の設置、同三十三年の初の夜間大学院の設置など、生徒一四名が間借りをしてスタートした創立時の学園は、今日、神田・鳩山・千葉・小金井の四つのキャンパス、大学院四研究科、大学五学部、中・高等学校等に一万一五○○名を擁する理工系総合学園に発展して参りました」と述べるとともに、「次の一○○年に向け、優れた人材を輩出し、我が国の文化の向上と科学技術の発展に貢献していきたい」と式辞を力強く結んだ。また、原島文雄東京電機大学学長が学事報告をし、同学園への支援に対して感謝の意を表した。
 次に、池坊保子文科副大臣、鳥居泰彦日本私立学校振興・共済事業団理事長、大沼 淳日本私立大学協会会長の三人が祝辞を述べた。大沼会長は、「東京電機大学初代学長の丹羽保次郎先生は“技術は人なり”の教育理念を提唱され、一貫して科学技術を通して社会に貢献する人材育成に邁進された。創意工夫と時代進取の私学精神を発揮され、学園の一層の躍進を期待します」と締めくくった。
 その後、各方面からの祝電が披露されて閉式となった。また、閉式後には名誉博士号授与式も併せて行われた。
 引き続いて、毛利 衛氏(宇宙飛行士)による記念講演「宇宙から見た生命のつながり」が映像とともに語られた。
 同氏は、このほどH2Aロケットで打ち上げられた“かぐや”の月面探査計画に因み、約四○年前のアメリカのアポロ一一号の月面着陸に思いを馳せるとともに「宇宙から見た“青い地球”に四○億年もの間、地球上の様々な環境の変化に対応しつつ生命がつながってきたからこそ、今日の私たちがある」と感慨を込めた。
 午後には、会場を帝国ホテルに移して約一四○○人が参加しての記念祝賀会が催され、(社)東京電機大学校友会の岡田榮一理事長が乾杯の音頭をとり、歓談、同大学尺八部(竹生会)による「尺八・箏の合奏」と続き、廣川利男学園長の万歳三唱でお開きとなった。

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