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平成19年8月 第2283号(8月1日)

明海大学が研究交流で協定書を締結 不動産による研究

 明海大学(倉 翔学長)不動産学部は去る七月三十日、不動産に関する研究および社会への情報発信を目的として、財団法人日本不動産研究所(五十嵐健之理事長)と研究交流に関する協定書を締結した。
 当面の研究交流活動は、双方の研究スタッフを構成員とする不動産共同研究会(仮称)を発足させ、年間一、二本の共同研究を行う予定としている。
 テーマはその都度、社会的要請を考慮しながら決め、初年度の共同研究の具体的なテーマは、住宅市場の効率性に焦点をあて「市場の在り方」について国際比較を行いながら検討することとしている。
 同大学小泉允圀不動産学部長は、「大学院において博士(不動産学)の学位を授与する日本で唯一の大学で、不動産に関する研究および社会への情報の発信は重要な役割と考えている」とコメントしている。

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