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平成19年5月 第2274号(5月23日)

研究課題・研修会など討議 19年度第1回就職委員会

 日本私立大学協会(大沼淳会長)は、去る五月十七日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、平成十九年度第一回(通算二一四回)就職委員会(担当理事=大橋秀雄工学院大学理事長、委員長=宮川博光千葉工業大学総務部長)を開催した。
 大橋担当理事の挨拶に続き、当日の委員会の委員長を最後に退任されることになった宮川委員長が挨拶に立ち、「一四年間の永きにわたり、皆様にご迷惑をおかけしてきたのではないかと思います。これまで以上に学生のサポートを学生の視点からきめ細やかにしていかなければならない時に、学内事情で委員を辞さなければなりません。今後は、就職とは異なるステージで学生をサポートしていくことになります。時にはお声かけもお願い致します」とこれまでの思いを振り返った。
 次に、宮川委員長の退任に伴い、新委員長及び副委員長の選任について、新委員長には浦田雄司副委員長(日本福祉大学)が、副委員長には中川寿崇副委員長(帝塚山大学)が引き続きその任に充たり、新たに大越 孝委員(桜美林大学)が新副委員長に就任することが提案され、全会一致で了承された。
 そのほか、関係団体等の委員もそれぞれ後任者が推薦された。
 報告事項に移り、私立大学を取り巻く諸情勢について小出秀文事務局長が、平成十九年度の同協会の事業計画並びにその実施要領のポイントを述べるとともに、平成二十年度私立大学関係政府予算へ向けての動きや政府等の各種審議会の提言や取りまとめに対し、適切に意見具申等して対処していくことなどを強調して解説した。
 そのほか、平成十九年度第一回全国就職指導ガイダンスをはじめ各種会議の予定等が報告された。
 研究・協議では、学生の就職指導等についてのほか、今後の研究課題・研究計画等について意見交換した。また、今年度(通算第三二回)就職部課長相当者研修会(十一月七日(水)〜九日(金)/浜松市「オークラアクトシティホテル浜松」)の内容についての協議も行われたが、今後、各委員へのアンケート等により意見集約し、小委員会で検討することになった。
 なお、会議終了後には、宮川委員長への感謝を込めての夕食会が開かれた。

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