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平成19年3月 第2265号(3月7日)

優秀教員765人を表彰 公立校がほとんど

 文部科学省では、大学・高等専門学校を除く全国の国公私立学校における、教職経験一〇年以上かつ三五歳以上の現職の教育職員を対象に、今年度から、文部科学大臣優秀教員表彰を実施することとし、その表彰式を去る二月十五日に、東京・北の丸の科学技術館において、安倍晋三首相の出席のもと執り行った。
 今回、表彰されたのは、学校教育における実践等で顕著な成果を挙げたとして、都道府県教育委員会及び都道府県知事等の推薦者からの推薦を受けて、同省の審査を経て決定した七六五人(国立一四人、公立七四一人、私立一〇人)で、学校種別では、幼稚園五人、小学校二七三人、中学校二二二人、高等学校二一四人、盲学校八人、ろう学校六人、養護学校三七人となっている。
 表彰の対象となった実績分野を見てみると、学習指導三一〇人、生徒指導・進路指導七〇人、体育・保健・給食指導五一人、部活動指導一五二人、特別支援教育九七人、その他八五人となっている。
 また、年代別では、三〇代四二人、四〇代四二九人、五〇代二九四人となっており、このうち四六歳が六〇人と最も多く、次いで五〇歳の五六人、四九歳の五四人と続いている。
 表彰された私学の教員と学校名は次のとおり(敬称略)。
  ▽加藤英雄(秀明栄光高等学校)、▽牛膓 正(中越高等学校)▽小野利晴(富士学苑高等学校)
  ▽加藤宜士(常葉学園橘中学校)、▽神谷兼正(大成中学校)、▽神崎公宏(三重高等学校)
  ▽富田秀司(箕面自由学園高等学校)、▽森 光司(奈良育英中学校・高等学校)
  ▽井上博明(九州文化学園高等学校)、▽黒島宣昭(興南高等学校)

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