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平成18年11月 第2254号(11月22日)

10月1日現在 大学の就職内定率68.1%
  短大、高専(前年同期)も上回る

 文部科学省は十一月十日、平成十八年度大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況調査(十月一日現在)の結果を発表した。
 調査対象校は、国立大学二一校、公立大学三校、私立大学三八校、短期大学二〇校、高等専門学校一〇校、専修学校二〇校。調査対象は六二五〇人(うち、専修学校は五六〇人)。調査結果の概要は次のとおり。カッコ内は、前年度卒業学生の就職率(平成十八年四月一日現在調査の結果)である。
 一、大学等
 大学の就職内定率は、前年度同期調査比二・三ポイント増の六八・一%(九五・三%)。うち、国公立は同四・〇ポイント増の七〇・三%(九四・四%)。私立は同一・九ポイント増の六七・五%(九五・五%)。短大は同三・四ポイント増の三三・〇%(九〇・八%)。高専は同二・三ポイント増の九五・七%(九六・七%)。専修学校は同七・七ポイント増の四六・九%(九一・八%)だった。
 二、男女の別
 男子=大学では前年度同期調査比一・五ポイント増の六九・六%(九五・五%)。うち、国公立は同一・七ポイント増の七一・四%(九五・三%)。私立は同一・四ポイント増の六九・一%(九五・六%)。高専は同二・三ポイント増の九五・七%(九六・七%)。専修学校は同一一・四ポイント増の五〇・二%(九二・四%)だった。
 女子=大学では同三・五ポイント増の六六・四%(九五・〇%)。うち、国公立は同六・八ポイント増の六九・二%(九三・五%)。私立は同二・三ポイント増の六五・四%(九五・五%)。短大は同三・四ポイント増の三三・〇%(九〇・八%)。専修学校は同四・二ポイント増の四三・八%(九一・二%)だった。
 三、大学の文理別
 文系=前年度同期調査比二・二ポイント増の六七・四%。うち、国公立は同二・四ポイント増の七〇・五%。私立は同二・二ポイント増の六六・七%だった。
 理系=同三・三ポイント増の七一・七%。うち、国公立は同七・三ポイント増の六九・九%。私立は同〇・七ポイント増の七三・一%だった。
 四、大学の地域別
 北海道・東北地区は前年度同期調査比三・〇ポイント増の六〇・一%、関東地区は同一・三ポイント減の七一・二%、中部地区は同〇・四ポイント増の六六・四%、近畿地区は同六・〇ポイント増の七三・九%、中国・四国地区は同八・三ポイント増の五九・一%、九州地区は同五・七ポイント増の六〇・二%だった。

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